瀬戸内の魅力を世界に発信、サイクリングパンフレットの英語併記版が登場

瀬戸内サイクリング推進を行うSetouchi Vélo協議会は、2024年3月に発行したサイクリングパンフレット「SETOUCHI CYCLING BOOK」の英語併記版を新たに発行しました。このパンフレットは、瀬戸内地域とその周辺地域のサイクリングルートのネットワーク化を促進する取り組みの一環です。

英語併記版となる「SETOUCHI CYCLING BOOK」には、瀬戸内地域にある108のサイクリングコースやお得なクルーズパスの紹介が掲載されています。22ページにわたるこのパンフレットは、瀬戸内地域の自然美と魅力的なサイクリング体験を紹介するためのもので、サイクリング愛好者や観光客にとって有益な情報が満載です。パンフレットは、淡路サービスエリア、与島パーキングエリア、来島海峡サービスエリアなど、JB本四高速が管理するサービスエリアやパーキングエリア、瀬戸内地域の一部の道の駅、サイクリング関連施設で配布されており、初版は3万部が無料配布されています。

Setouchi Vélo協議会は、瀬戸内地域を環境に配慮し、安全で快適な「サイクリングの推進エリア」として育て、瀬戸内地域のブランド価値の向上を図ることを目的としています。2022年10月29日に設立されたこの協議会は、地方自治体、国、経済団体などが参加し、現在では76の団体が加盟する組織となっています。フランス語で「自転車」を意味する「Vélo」にちなんで名付けられた協議会は、地域の持続的な振興とサイクリング文化の普及に努めています。

協議会の構成団体には、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、鳥取県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県などの地方自治体や、近畿地方整備局、中国地方整備局、四国地方整備局、一般社団法人中国経済連合会、四国経済連合会、本州四国連絡高速道路株式会社など、多様な組織が参加しています。また、南あわじ市、淡路市、神戸市、明石市、川西市など、多くの市町村や観光団体が協力し、地域の魅力を国内外に発信しています。

協議会は、サイクリングを通じて地域活性化を図ることを目指し、地域の自然資源や文化を活用した観光プロモーションを展開しています。瀬戸内地域の美しい風景や多様な観光資源を生かしたサイクリングルートの開発により、国内外のサイクリング愛好者や観光客を惹きつけ、地域経済の発展に寄与することを期待しています。

今後、Setouchi Vélo協議会は、地域と連携しながら、さらに多くのサイクリングコースやイベントを企画し、瀬戸内地域の魅力を世界に発信していく予定です。英語併記版「SETOUCHI CYCLING BOOK」は、その第一歩となる重要なツールとなるでしょう。

Setouchi Vélo (setouchivelo.jp)

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