シマノは海外市場で、新型Eバイク用モーターであるEP5およびE5100ドライブユニットを発表しました。
EP5ドライブユニットは、E-MTBなどで使われているEP801、EP6の流れを受け継ぐドライブユニット。最大トルク60Nmで、日常の通勤から週末の冒険まで、さまざまなサイクリングニーズに対応する堅牢で静かな走行を実現すると謳っています。EP5のバランスの取れたアシスト出力は、ライダーがペダルを漕ぐたびにバッテリーの充電を最大限に活用できるようにし、フラットな通勤ルートで270km以上の走行距離を提供するとのこと。
EP5の注目すべき特徴の一つは、内装変速ハブやリアディレイラーを備えたバイクでのギアチェンジを自動化するAUTO SHIFT機能。既にEP8やEP6に採用されている機能ですが、下位モデルのEP5にも搭載するところに注目でしょう。
EP5ドライブユニットは、E-TUBE PROJECT Cyclistアプリを通じて、カスタマイズにも力を入れています。ライダーはFINE TUNEモードで最大15のユニークなアシストキャラクターを作成したり、BASICモードでアシストキャラクター、最大トルク、アシストスタートの設定を調整したりすることができます。
EP5とともに発表されたのが、日常用に設計されたE5100ドライブユニットです。E5100は軽量でコンパクト、最大トルク50Nmを提供し、通勤やカジュアルなライドに最適なドライブユニット。E5100もE-TUBE PROJECT Cyclistアプリに対応しており、ライドのカスタマイズが可能です。内装変速ハブ(IHG)ドライブトレインのみAUTO SHIFTに対応しています。
どちらのドライブユニットも、Vブレーキ、ディスクブレーキ、ローラーブレーキ、コースターブレーキなど、さまざまなブレーキシステムに対応しており、異なるバイク設定に対しても柔軟に対応できます。また、ECO、TRAIL、BOOSTの3つのカスタマイズ可能なアシストモードを提供しており、ライダーは好みのアシストレベルを選択できます。
シマノEP5、E5100の日本導入は不明です。