エミネントパートナーズ、欧州基準で日本のサイクリングルートを評価 – 安全性向上と地方創生を目指す

エミネントパートナーズ株式会社は6月13日、欧州最大のサイクリング団体「欧州サイクリスト連盟(ECF)」と知的財産権のライセンス契約を締結し、欧州認証標準(ECS)を用いて国内のサイクリングルートを評価・認証するプロジェクトを開始しました。この取り組みにより、日本のサイクリングルートの安全性と快適性を向上させ、地方への観光誘客を図ります。

このプロジェクトは、日本国内で初めてECS基準を公式に使用するもので、ECFが開発したこの基準は、欧州のサイクリングルート・ネットワーク「EuroVelo」でも採用されています。ECS基準を用いて国内のルートを評価することで、インバウンドのサイクリストや国内のサイクリストが安全で楽しいサイクリングを体験できるようになります。2024年夏から本格的にルート調査を開始し、安全で快適なサイクリング環境を整備していきます。

エミネントパートナーズは、ルートインスペクターの研修・育成やルート調査・評価、認証を行い、その結果を広く発信します。認証されたルートは「JapanVelo」として国内外に情報提供され、観光客の誘致にもつながることが期待されます。

エミネントパートナーズの取り組みは、日本サイクルツーリズム推進協会や自治体、サイクリング関係団体と連携して進められます。ルートインスペクターの育成や、ルート情報の提供、サイクルツーリズムに関する調査研究を通じて、サイクリングによる地方創生を推進します。

エミネントパートナーズは2014年に設立され、事業戦略構築のコンサルティングや幹部社員研修を主な業務としています。2019年からは自転車活用推進計画に基づき、自転車を活用した地方創生コンサルティングに注力しています。

Eminent Partners – 誰もが安全に自転車を楽しめる環境づくり – 日本のEuroVeloを目指して (eminent-partners.com)

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