ヤマハ発動機は6月6日、横浜みなとみらいの「横浜シンフォステージ」EAST棟1階に新しいショールーム「Yamaha E-Ride Base(ヤマハ イーライド ベース)」をオープンします。このショールームは、ヤマハブランドの新たな拠点として、来訪者との交流を通じてブランドを発信することを目的としています。
「Yamaha E-Ride Base」では、ヤマハのスポーツ電動アシスト自転車「eバイク」が常設展示され、無料で試乗体験が可能です。さらに、180度スクリーンを備えるシアターでは、大迫力の音楽と映像とともにヤマハ製品の世界観を楽しむことができます。
また、週末にはスタッフによる横浜みなとみらいをサイクリングするツアーなどのイベントも実施予定です。みなとみらいエリアは平坦な道ですが、Eバイクのモーターアシストによる加速で
そして、ショールームでは、最新のヤマハ発動機製Eバイクのフルラインナップを展示し、全サイズ・全カラーの実物を確認することができます。また、約30年前に製作された「PAS」プロトタイプなども展示されており、ヤマハの技術革新の歴史を感じることができます。
内部にはシアタースペースやラウンジ、試乗体験など、多彩な施設が揃っています。特別展示室では期間ごとに展示内容が変わり、オープン時には未来のモビリティを象徴する「モトロイド」が展示されていました。特にモトロイドを間近で見る機会は非常に貴重と言えるでしょう。
他にも、ヤマハ発動機の電動アシスト自転車が誕生した静岡県森町のお茶と「うなぎパイ」で有名な春華堂とコラボしたモビリティサブレが提供されるラウンジもあります。
さて、ヤマハ発動機と言えばオートバイを思い浮かべる人も多いですが、なぜオートバイではなくて、日本ではマイナーな電動アシストスポーツ自転車を体験できるショールームを作ったのかと疑問に思う人が少なくないと思います。
これは、日本国内ではオートバイの販売台数よりも電動アシスト自転車の販売台数が上回っており、今後も販売台数が増加傾向にあることに加え、電動アシスト自転車は免許が無くて誰でも乗れるため、幅広い人が体験できるという利点があるためです。
また、Yamaha E-Ride Baseはヤマハ発動機の電動アシスト自転車を体験することができるだけでなく、ヤマハ発動機の歴史や、同社が製造した様々な電動モビリティを展示していますが、これにより、電動アシスト自転車を通じてブランドイメージの向上やヤマハ発動機を深めるための場となっています。
Yamaha E-Ride Baseは、オープン特別イベントとして、6月6日から7月7日まで、ヤマハの両施設を横断するスタンプクイズラリーが実施されます。参加者にはオリジナルグッズがプレゼントされる予定です。この拠点の開設により、商業や観光、ビジネスと研究都市としての横浜みなとみらいの立地を生かし、新規ユーザーとのコンタクトポイントが増加し、ブランドとしての交流がさらに活発化することが期待されます。