自転車ドライブトレインの供給メーカーであるWheelTop社の電動ワイヤレスコンポーネントシリーズ「EDS」の国内代理店であるホダカ株式会社は、「EDS」シリーズの日本発売を記念して、東京都、京都府、および富士山の3ヶ所でテストライドキャラバン(試乗会)を開催することを発表した。
WheelTop社は1951年に設立され、クランクセットなどの製品は過去30年間にわたり、多くの自転車メーカーに採用されている。「EDS」シリーズは、2015年より開始されたハイエンドバイクコンポーネントの製品開発の末に生まれた電動無線コンポーネントだ。電動コンポーネントのポテンシャルを生かしたリア変速システムは7Sから13Sまで可変対応しており、ギアクランクやスプロケット、チェーンなどのパーツはそのままに使用できる。フラットハンドルモデルとドロップハンドルモデルがあり、ドロップハンドルモデルはワイヤー式ブレーキ、油圧式ディスクブレーキに対応している。これらの特徴により、電動ワイヤレスコンポーネントへのアップグレードだけでなく、愛車に使用中のパーツを生かしたレストアにも対応可能な高い拡張性を実現しているという。
ホダカ株式会社は日本代理店として、販売網を生かしたアフターサービスに加え、各種国内法規への対応やアプリケーションの日本語化に協力し、魅力的な製品に見合う高いユーザービリティを提供するとしている。
テストライドキャラバンは、2024年5月6日に東京都稲城市のコーダーブルームショップ稲城店を皮切りに、5月25日、26日には京都府八幡市で開催される「背割堤のチャリサイ!2024」、6月1日には山梨県富士吉田市で開催される「Mt.富士ヒルクライム CYCLE EXPO 2024」にブース出展する形で実施される。各イベント会場では、日本に入荷したばかりのEDS製品を実際に公道で試乗できる。試乗車には、「KhodaaBloom – STRAUSS RACE2」と「NESTO – PULSAR PRO」の2車種が用意される予定だ。試乗の際は身分証明書の提示と誓約書の記入が必要で、試乗時間は先着順で最大10分程度となる。