ミニベロやEバイクを販売しているBRUNOが、新たにe-tool*を発売した。
CYCLE MODE 2024 TOKYOで公開されたe-tool*は、e-toolの後継モデル。運べるコンセプトはそのままにしつつ、車体の全長はE-toolと比べてマイナス4.5cmと短くなった。また、車体形状も自転車の乗り降りがしやすいステップスルー型に変更され、車体にまたがりやすく進化。それに加えてフレームの剛性は30%もアップしていると謳っている。
新型モデルではリアキャリアは、取り外しが可能になったため、荷物を運ばない時は取り外して気軽なサイクリングを楽しむことが可能。さらに外すとマイナス1kgの軽量化もでき、ライフスタイルによって変化を加えて長く楽しむことができる。子供を乗せて送り迎えもできるように、子供乗せにも対応しており、オプションで専用両足スタンドを用意している。
ブレーキも旧モデルではVブレーキだったのが、新たにディスクブレーキ仕様に変更され、タイヤは20×2.4のワイドな仕様になった。
e-tool*荷物を乗せてキャンプやアウトドア、配達の仕事に使えるのに加えて、荷台を外せばミニベロEバイクとして楽しめるだろう。
BRUNO e-tool*のフレームとフォークには、ヒートトリートメントを施したオリジナルのアルミニウム合金A6061-T6とA6066-T6を使用。ブレーキはディスクブレーキを採用し、タイヤはオールテレイン対応の20×2.4軽量ワイドタイヤを装備。サドルはワイドコンフォートサドルで、リムには6061アルミニウム合金のヒートトリートメントとCNCサイドウォールが施されている。
ドライブユニットはSHIMANO製DU-E5080H(定格出力250W、最大トルク40Nm)で、バッテリークはBT-E8014(容量418Wh、36V x11.6Ah)が搭載されている。バッテリーの寿命は1,000サイクルで、1,000サイクル後も、フル充電で250Wh(約60%)を超える能力を維持する。1充電あたりの走行距離目安は、ECOモードで120km、STDモードで95km、POWERモードで85km。
シフターはShimano Revo SHIFTERで、リアディレイラーはSHIMANO TOURNEY TXの8段変速。e-tool*のサイズ(c-t)は385mmで、適応身長は140cm~180cm。重量はスタンドを除いて18.6kg。e-tool*は、道路交通法の基準を満たした国家公安委員会認定の製品となっており、キャリアの最大積載荷重は30kgだが、公道での走行の際は、30kgを超えないようにする必要がある。車体全長は、スタンドを立てた状態で1655mm。カラーはBLACK、GREY、FOREST、SANDの4色展開で、価格は税込26万9,720円。
1st Edition Limited(GREY)は、初回入荷限定50台の先行発売で、4月25日デリバリー開始予定。1st edition Limitedには、日本のこだわり本所製アルミフェンダーが付属する。