十和田奥入瀬観光機構、4月12日より国立公園内でのE-Bikeレンタルを再開 レンタサイクルで奥入瀬渓流と十和田湖の絶景スポットを巡る

一般社団法人十和田奥入瀬観光機構(TOWADA TRAVEL)は、観光シーズンの到来に合わせ、十和田八幡平国立公園内でのレンタサイクル「E-Bike」の営業を再開する。奥入瀬渓流エリアでのE-Bikeの貸出は4月12日(金)から、十和田湖エリアでは5月1日(水)から利用可能となる。

十和田奥入瀬観光機構では、2021年度に電動アシスト付き自転車「E-Bike」を導入。環境保全に配慮しながら、ピークシーズン時の渋滞解消や観光客のアクティビティ需要への対応を図ってきた。広大な国立公園内に点在する名所を巡るのに、レンタサイクルを活用することで行動範囲が広がり、散策の自由度が向上する。

奥入瀬渓流エリアのE-Bikeレンタルは4月12日から10月31日まで。貸出場所は奥入瀬湧水館で、石ヶ戸休憩所とJRバス子ノ口での乗り捨て返却も可能だ。新緑から紅葉シーズンまでの奥入瀬渓流の絶景を、バスなどでの移動と組み合わせてじっくりと楽しめる。

十和田湖エリアでは、5月1日から10月31日までE-Bikeをレンタルできる。JRバス子ノ口で借りたE-Bikeは、十和田湖遊覧船(Aコース)への持ち込みや、十和田湖観光交流センター「ぷらっと」での乗り捨て返却もOK。休屋から発荷峠などに足を延ばしたり、東湖畔のサイクリングコースで松倉神社や瞰湖台など絶景スポットを巡るのにも便利だ。

貸出車種は、安定感と跨ぎやすさが特徴の「Panasonic XU-1」と、大容量バッテリーを搭載しロングトレイルライドや坂登りに適した「MIYATA RIDGE-RUNNER 6180」。ヘルメットは備え付けのものを使用できる。

料金は4時間利用で3,000円。予約は奥入瀬渓流エリアがオンラインまたは電話、十和田湖エリアは電話のみ受け付ける。

自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、十和田奥入瀬観光機構でも、持参または備え付けのヘルメットの着用を呼びかけている。

国立公園の大自然を満喫できるアクティビティとして、奥入瀬渓流と十和田湖でのE-Bikeの利用が注目される。レンタサイクルを活用することで、公共交通機関だけでは行きづらいスポットにもアクセスしやすくなり、より充実した旅行が楽しめそうだ。環境にも優しい周遊手段として、E-Bikeの人気が高まりそうだ。

十和田奥入瀬観光機構 (towada.travel)

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