JR東日本の子会社でベンチャー企業への出資や協業を推進するJR東日本スタートアップ株式会社と、可動産に特化した事業プロデュース会社であるYADOKARI株式会社は3月19日、可動産を活用した自由な旅のスタイルを体験できる「動く旅」の世界観を構築し、シームレスな新しい観光体験の創出による地域活性化を目指すために、資本業務提携に合意した。
両社はこれまでにも、JR根府川駅で可動産による無人駅滞在と地域移動の実証実験を4回実施。好意的な反響を受け、現在は真鶴町で「DOSAN MANAZURU」という、駅から始まる可動産による地域を巡る旅を展開している。
今後は、可動産の移動性を活かして、絶景スポットに滞在しながら地域を巡る旅「DOSAN」事業を展開。未活用地の活用や観光資源の発信を行うことで、新しい観光体験の創出による地域活性化を目指す。
現在の取り組み事例である「DOSAN MANAZURU」では、カスタムバンのレンタル、地元案内人によるチェックイン案内やローカル体験プログラムの提供、みかん農園でのタイニーハウス滞在などを提供している。
YADOKARI株式会社は、暮らしの原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニーとして、可動産を活用した様々な事業を手がけている。
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