自転車メーカー大手ジャイアントが能登半島地震の復興支援を目的とした2日間のサイクリングツアーを企画、石川県内の名所を巡るコースで3月30、31日に開催する。
ツアーは被災の少なかった金沢市以南のエリアを巡るコースで、1日目は金沢城公園を出発し、源義経ゆかりの「安宅の関」、那谷寺、きばがた公園などを経由。約88kmを走り、白山市で宿泊する。
2日目は白山比咩神社を参拝後、手取川の綿ケ滝へ。「手取キャニオンロード」を通り金沢に戻り、にし茶屋街を散策してゴール地点へ向かう約67kmのコースとなる。
参加費は5万4000円(シングルルーム)で、宿泊代、食事代、サイクリングガイド2名、補給食・飲料の提供、サポートカー運行が含まれる。レンタルサイクルの準備や前泊後泊のホテル手配も可能だという。同社は今回のツアー売上金額から経費を除いた全額を日本赤十字社の義援金として寄付するという。
定員は15名で、最少催行人数は10名。18歳以上の健康なサイクリストが対象で、自転車のブランドは不問。集合は3月30日午前7時半~8時の間に金沢城北市民運動公園駐車場とされている。サイクリングガイドとサポートカーがツアーを支え、飲食の補給や手荷物の運搬、メカニックサポートを行う。
同社は過去にも被災地復興支援のサイクリングツアーを企画しており、サイクリングを通じて被災地に寄り添い、思い入れを込めて企画したと説明している。
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