株式会社RIAN CARRYは、今年の10月26日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(旧:東京モーターショー)」において、主催者プログラム「Startup Future Factory」に出展することを公表しました。特に10月29日と30日の2日間には、新しい運送・移動手段として「STREEK」と名付けた電動アシスト三輪自転車を展示する予定です。
同社はSTREEKによるカーゴバイクの多様な活用方法を、会場内の「地域創生コーナー」でビデオと共に紹介するとともに、量産前の試作機を披露する計画です。STREEKは、日本の生活環境に合った普通自転車サイズの三輪車であり、車体中央に大容量のカーゴスペースを備えています。この設計により、通常の自転車で困難だった積載性と安定性を両立させています。
海外の大型カーゴバイクと比較して、STREEKは全長1.9メートル、幅0.6メートル以内のコンパクトなサイズを持ちます。フロント18インチ、リア20インチのタイヤを採用する三輪構造が、安定性を高めています。STREEKは、車体の中央に低く設けた大型カーゴスペースが特長で、積載重量の影響を最小限に抑え、安全な運行を可能にしています。
この出展に対する古富武鹿氏のコメントによれば、「JAPAN MOBILITY SHOWにおいてSTREEKの量産試作機を発表できることを大変誇らしく思います。」と述べ、開発元であるエンビジョン株式会社(本社:神奈川県横浜市)とともに、2016年から量産と販売に向けて取り組んできたと明らかにしました。
古富氏はまた、EUでのカーゴバイクの利用実績から着想を得て、日本のライフスタイルに適した形で再定義したSTREEKに対して、多くの期待と反響が寄せられていること、さらに多様なイベントを通じて新たなモビリティインフラの整備も促進してきたことを語っています。
「今後も、多くの支持者やパートナーの皆様に感謝を申し上げながら、STREEKを新しいライフスタイルの選択肢として世界に向けて発信していきます」と古富氏は締めくくりました。