GIANTは、2024モデルとして、新しいエンデュランスロードバイク「DEFY」シリーズを発表しました。この第5世代となる新型シリーズは、再設計されたフレームセットと新しいコンポーネントを組み合わせ、軽量性、効率性、そして快適性を更なるレベルに高めています。そして、前世代の最上位グレードであるDEFY ADVANCED PROと比較して、すべての新しいグレードがさらに軽く、効率的になっているとのことです。
日本では、9月下旬から新型「DEFY ADVANCED SL」、「DEFY ADVANCED PRO」、そして「DEFY ADVANCED」の3グレード、合計5製品が発売される予定です。また、新しいハンドル、ステム、シートポストなどのコンポーネントも同時に公開されることになっています。
新型「DEFY」シリーズは、シンプルなデザインでありながら、パフォーマンスにこだわったものとなっており、長い市場調査やトッププロの要望を取り入れた設計になっています。特に、重量や耐久性、メンテナンスの容易さを損なわず、より高いパフォーマンスを達成するために、ギミックに頼らない設計が採用されています。
その結果、新しいDEFY ADVANCED SLのフレームは、前世代の最上位モデルよりも軽量化され、ペダリング効率も28%向上していると報告されています。さらに、新しいフォークやハンドルバーも軽量化されています。
また、新しい「DEFY」シリーズは、快適性を追求した特徴的なコンポーネントも導入されています。D-FUSEカーボンシートポストや新しいハンドルバーは、ライダーの快適性を向上させるための設計が施されており、これにより快適性が前世代と比較して大幅に向上しています。
さらに、新しい「DEFY」は、あらゆる路面状況での確かなコントロールを目指して設計されています。エンデュランスロード用ジオメトリ、大径のステアリングチューブ、特別なハンドルバー、そしてエアロに最適化されたステムなど、各部分の設計がライダーのために最適化されています。
最後に、新しい「DEFY」は、最大38mmまでのワイドなタイヤが装着可能であり、フェンダーの取り付けも可能となっています。全体的に、新しい「DEFY」は、エンデュランスロードバイクとしての最高の体験を提供するために、細部までこだわった設計となっています。
「DEFY ADVANCED SL 0」は、標準価格¥1,540,000 (税込)となっており、サイズは445(S) mm、重量は7.0kg。美しいブルードラゴンフライのカラーで、ワイヤレスコンポーネントのスラム「RED eTap AXS」とCADEXホイールを採用しています。
次に「DEFY ADVANCED SL 1」は、¥990,000 (税込)で、サイズが410(XS),445(S),480(M)mm、重量7.3kg(M)となっており、ゴールデンヘイズのカラーが特徴です。「SHIMANO ULTEGRA Di2」コンポーネント、新設計のカーボンバー&ステム、そして「SLR 1 36 DISC」ホイールが特色となっています。
また、「DEFY ADVANCED PRO」は、前世代と比べて軽量化が実現され、アドバンスドSLグレードのカーボンフォークが、スムーズな走行感を提供します。「DEFY ADVANCED PRO 1」は、¥638,000 (税込)で、サイズが410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm、重量7.7kg(S)。ユニコーンホワイトのカラーと、「SHIMANO 105 Di2」コンポーネント、新設計のアルミバー&ステム、「SLR 1 36 DISC」ホイールを特徴としています。
「DEFY ADVANCED」シリーズも、フルモデルチェンジを遂げ、D-FUSEカーボンシートポストや1-1/8コラムフォーク対応の新型ステムなど、最新の技術を取り入れています。「DEFY ADVANCED 1」は、¥473,000 (税込)で、サイズは410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm、重量8.6kg(S)。そして、シマノ「105 Di2」電動12速コンポーネントを採用しています。
最後に、今期注目の「DEFY ADVANCED 2」は、¥374,000 (税込)。サイズ410(XS),445(S),480(M),515(ML)mm、重量8.9kg(M)で、タイガーレッドやベイリーフのカラーが選べます。シマノ新型12速「105」メカニカルコンポーネントが搭載されています。
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