ホンダが新しいeスクーター「モトコンパクト」を発表しました。
「モトコンパクト」は、かつて存在したホンダの原付きバイク「モトコンポ」をオマージュした持ち運び可能な超小型電動スクーター。
アメリカン・ホンダモーターR&D事業部のジェーン・ナカガワ副社長によれば、この「モトコンパクト」はホンダの電動化戦略の一部で、同社の新しい電気自動車SUVと共に販売される予定です。これにより、ホンダはカーボンニュートラルを目指す顧客を全面的にサポートする計画です。
この新しいeスクーターは、オハイオ州とカリフォルニア州のホンダのエンジニアが手がけ、32の特許を持つ技術を取り入れたもの。その折りたたみが簡単でコンパクトなデザインは、持ち運びや収納の際の利便性を大いに考慮しています。
モトコンパクトは、都市の中や大学のキャンパス内を移動するのに最適と謳っており。さらに、Bluetoothを使ったスマートフォンアプリとの連携で、ライダーは照明や走行モードなどを簡単にカスタマイズ可能です。
そして、安全性も考慮されており、熱処理された頑丈なアルミフレームや明るいLEDライト、さらには多くの自転車ロックに対応した設計が施されています。その上、独特で洗練されたデザインにより、オーナーはデカールやステッカーでパーソナライズすることも可能。さらに、ブランドのアクセサリーラインナップも展開される予定です。
製品の特長は、永久磁石を使用したダイレクトドライブのモータータイプを採用していること。ピーク出力は490W、トルクは16Nm。前輪駆動を採用しており、最高速度は約24キロ。バッテリー容量は6.8Ahで、110Vの電源を使用した場合、充電時間は約3.5時間。最大走行距離は約19キロメートル。
寸法はホイールベースは約74.17センチメートル、全長(乗車時/折りたたみ時)はそれぞれ96.77センチメートルと74.17センチメートルで、全高(乗車時/折りたたみ時)は88.9センチメートルと53.59センチメートル。幅は(乗車時/折りたたみ時)43.69センチメートルと9.4センチメートルとなっている。シート高は62.23センチメートル、重量は約18.73キログラム。
価格は1000ドル(日本円で約15万円以下)以下を予定しています。モトコンパクトの日本での発売は不明です。
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