キャノンデールは海外市場で、カーゴバイクタイプのEバイク「ワンダーワゴンネオ」を発表しました。
特に目を引くのはワンダーワーゲン ネオで、ヨーロッパに完全にターゲットを絞っています。ヨーロッパでは細長いフロントローダースタイルの電動カーゴバイクが既に人気であり、このモデルは親会社であるポン・ホールディングスが所有する大ヒット商品「アーバン・アロー」と競合します。
デザインの特徴と言えば、2灯式ヘッドライトを採用したフロントフェイスです。大型の丸形ヘッドライトにヘッドライトを覆うオレンジのシュラウド(覆い)をつけています。元のデザインが自動車やオートバイのように面を重視したデザインで、車体も大きいため、2灯式ヘッドライトとの調和が取れています。
ワンダーワーゲン ネオは、2人はフロントボックスに、もう1人はリアラックに座ることができる3人乗りのカーゴバイクです。その大容量のフロントボックスは、リアラックやセンターコンソール、さらには下部のボックス棚にも多くの荷物を積むことが可能。
さらに、一体型のステップと低いカーゴボックスが、子供たちが一人で簡単かつ安全に乗り込むことを可能にしています。また、ロールバック防止機能も装備されているため、坂道での発進も安心とのこと。
ワンダーワゴンネオは、20インチのホイール、最大2個のバッテリーを装着できるマウント、ドロッパーシートポスト、フロントサスペンションが採用。さらに、オプションでレインカバーを選べば、子供や食料品を雨から守ることができます。接近する車を事前に警告する後方レーダーも装備可能です。
ワンダーワーゲン ネオのヨーロッパでの出荷は今秋を予定しており、価格は6,499ユーロ(約102万円)から。日本での発売は不明です。
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