日本トレンドリサーチの運営会社である株式会社NEXERが、キャンピングカー買取サービス『A-saito!』と共同で、キャンピングカーについてのアンケート調査を実施した。調査は60代以下の全国の男女1341名を対象に行われ、その結果が公開された。
キャンピングカーは、車内で寝泊まりができる設備を備えた車で、特にキャンプ愛好者には人気がある。しかし、一般の人々がこの種の車を持っていることは少ない。調査によれば、2.2%の人々がキャンピングカーを「持っている・あるいは持っていた」と答えている。その購入の動機は多岐にわたり、家族でキャンプを楽しむため、旅行費用を抑えるため、犬と旅行を楽しむためなど、さまざまな利用シーンがあることがわかった。
一方で、キャンピングカーを手放した人々の理由もまた多様で、「子どもが大きくなったから」「維持費が高いから」といった声が多かった。
興味深いことに、22%の人々が将来的にキャンピングカーを購入したいと考えている。その理由としては、「どこでも行ける自由さ」「災害時にも便利」といった点が挙げられている。
また、新車と中古車での購入希望比率はほぼ半々。新車を希望する人は「人の癖がついている中古は運転しにくい」といった意見が多く、中古を希望する人は「価格が手頃」といった理由からその選択をしている。
この調査結果は、キャンピングカーは多くの人々にとって憧れの存在であり、新車か中古か、それぞれの選択がある中で、一度は乗ってみたいと考える人が少なくないことが明らかになった。
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