北海道文化放送株式会社が主催する、インバウンド富裕層をターゲットとした新しいサイクリングツアーが、2023年8月31日から10月20日までの期間、販売されることが発表されました。このツアーは、観光庁の観光再始動事業にも採択され、地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者と連携して展開されるとのこと。
ツアーのコンセプトは、北海道ならではの壮大な自然環境と地域特産品を楽しみながら、自転車で異なる観光地を巡るというもの。具体的には、札幌市を出発し、ウィンタースポーツで有名なニセコ・倶知安エリアを経由。その後は北後志エリア(赤井川・仁木・余市・小樽)や美しい洞爺湖エリアで、地元の食文化やアウトドアアクティビティを堪能します。
専用のサポート車が同行するこのツアーでは、サイクリングルートに「ツール・ド・北海道」のコースも一部採用されており、プロのサイクリストさえも夢見るような道を走るチャンスも。さらに、参加者の要望に応じて、地元の森林整備に貢献する「道有林オフセット・クレジット(J-VER)」も提案されます。
このツアーは、5泊6日の豪華なプランが基本となっています。プラン内容は多岐にわたり、初日は北海道有数の温泉地・定山渓で心と体をリフレッシュ。2日目以降は、ニセコや洞爺湖周辺の絶景を自転車で楽しむ日程が組まれています。また、道中で見えるカルデラ盆地の絶景や、仁木・余市でのワイナリー巡り、小樽での海鮮グルメとマリンアクティビティなど、多様な楽しみ方が可能です。
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