JR西日本 きのくに線サイクルトレインの新たな実証実験を発表 和歌山~御坊駅間で自転車をそのまま載せることが可能に

2023年7月25日、JR西日本は人気のきのくに線サイクルトレインが、2023年8月21日から和歌山駅までの延伸を開始すると発表した。サービス名も「きのくに線サイクルトレインプラス」に変更し、和歌山~御坊駅間では、新たな試みとして「完全予約制」と「列車・台数限定」を導入することになった。

これまでの「追加料金不要」「自転車そのまま」の原則は変わらず、区間はきのくに線の和歌山駅から御坊駅間となる。新サービスのポイントとしては、まず「完全予約制」が挙げられる。利用者は公式サイトから事前に予約を行う必要がある。また、「列車・台数限定」についても明らかにされた。利用可能な列車は曜日ごとに異なり、1列車につき自転車は3台までとなる。

具体的な運行時間は、平日と土曜日は和歌山駅発が9時頃から15時頃まで、日曜日と祝日は6時頃から14時頃までとなる。一方、御坊駅発は平日が8時頃から14時頃、土曜日は17時頃から22時頃、日曜日と祝日は15時頃から22時頃までとなる。ただし、利用可能時間内でも一部の列車は利用できないので、詳細は公式サイトを確認するようにとのことだ。

そして、利用方法についても説明されている。まず、公式サイトでサイクルトレインプラスの利用可能列車をチェックし、スマホで乗車列車を簡単に予約する。駅では足元マークのある所で予約した列車を待つ。列車に乗る前に車掌に「予約申込完了メール」の画面を見せ、列車の一番後ろの車両に乗車し、自転車をゴムや紐などで固定するという。

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