伊勢志摩エリアのリゾート施設VISONに国内最大級の車中泊スポットがオープン

ヴィソン多気株式会社とキャンピングカーと車中泊スポットのシェアリングサービス、車両製造・リノベーションなど国内最大級のバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社は7月13日、両社が連携し、ヴィソン多気が運営する商業リゾート施設「VISON」内に200台分のキャンピングカー用駐車スペースを設け、Carstayの車中泊スポットとして登録したことが発表されました。両社は、周辺の観光地とVISONの施設を活用し、地域の課題解決を目指します。

VISONで設けられた200台分の車中泊スペースは、Carstayが全国で登録している約340箇所の車中泊スポットの中で最大となります。このスポットはVISONの敷地内で最も標高が高い場所に位置しており、1台あたりの利用料金は3,000円で、24時間利用可能なトイレと、6時から24時まで利用できる日帰り温浴施設「本草湯」が併設されています。

また、VISONの敷地内には数々の飲食店やショップがあり、地域の食材を使った料理や、世界的に有名なパティシエ辻口博啓氏が手掛けるスイーツ店、「猿田彦珈琲」など多様なお店を楽しむことができます。また、バーベキュー器材の貸出、新鮮なBBQ食材や飲料を提供する「GRILL EIGHT」もオープンしています。

VISON近隣には、伊勢神宮や鳥羽水族館、志摩半島などの観光地が点在しています。観光地としての魅力はあるものの、地域の宿泊施設の不足や交通手段が不便なため、観光客は日帰りが主となっており、観光地の活用が課題となっていました。

VISONとCarstayの連携により、車中泊仕様の車を活用することで、観光客がVISONやその周辺施設を有効活用し、三重県、和歌山県、兵庫県淡路島までの観光地をカバーすることが可能となり、地域の観光基盤の強化と地域内の移動や宿泊の課題解決につながります。

今後、VISONはCarstayと共にバンライフを通じた地域活性化の取り組みを拡大する予定で、既存の施設と連携し、持続可能な観光基盤の強化を目指します。一方、Carstayは全国的に高まる車中泊やキャンピングカー旅行の需要に応え、地域課題の解決とバンライフの基盤構築に貢献するとともに、地域企業との連携を積極的に推進します。

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