シェアサイクルサービス「チャリチャリ」 「台東区タウンサイクル事業」実証実験への参画を発表

neuet株式会社は6月2日、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」による「台東区タウンサイクル事業」実証実験への参画を発表しました。neuetは台東区の公募により、同事業の優先交渉権者に選ばれたとのことです。これは、neuetが東京都内の特別区と初めて協定に向けた取り組みを進めるもので、台東区民や来街者にとって利便性の高いサービス提供を目指します。

チャリチャリは、スマートフォンアプリで鍵を開けて利用するシェアサイクルサービスで、福岡市では2018年2月からサービスを展開。現在では約3,000台の自転車と630カ所以上の駐輪ポートがあり、累計で1500万回以上の利用があります。また、2020年からは名古屋市及び東京エリアでもサービスを開始し、2022年4月からは熊本市での展開も開始しています。

「台東区タウンサイクル事業」は、自転車の共有を通じて区民や来街者の自転車利用の利便性を向上させると共に、放置自転車の減少を目指す実証実験として2018年から開始されました。近年のシェアサイクルの利用増加に伴い、さらなるネットワーク整備が求められており、その一環として今回の公募が行われました。

neuetは2020年9月より台東区で「チャリチャリ」のサービスを開始しており、墨田区、千代田区、文京区と連携して展開しています。今後は公共交通との連携や災害対策にも注力し、地元の企業や地域と共に「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」ことを目指していきます。

シェアサイクルの利便性を高めるためにはポートの密度が重要な要素となるため、既存のポートに加えて、文化・芸術資源が集積している上野地区や、国際的な観光地である浅草地区にもポートを設けることで、区民や来街者の移動をスムーズにする計画です。

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