スペシャライズドは5月5日、軽量フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」の第2世代を発表した。
Turbo Levo SLは、同社初の軽量フルサスE-MTB。2020年に登場し、一躍話題となったことで知られている。
第2世代のTurbo Levo SLの車体は、ヘッドアングルを63、64.25、65.5度の3種類に変更することができ、ホイールは前後異径のマレット仕様を採用。前輪は、29インチのフロントホイールにより、荒れたトレイルの安定性を、27.5インチのリアホイールは機敏な旋回性を実現したと謳っている。また、後輪はリアピボットのフリップチップを調整することで、29インチ仕様にすることも可能だ。サスペンショントラベルは、フロント160mm、リア150mm。
搭載されているTurbo SL1.2モーターは定格出力不明(推定250W程度と思われる)、最大出力320W、最大トルク50Nm。前モデルのSL1.1モーターのスペックが定格出力240W、最大出力240W、最大トルク35Nmで、前よりもトルクが43%、パワーが33%アップしたとのこと。また、モーター出力の微調整を可能にするMicroTuneなど独自の省エネ機能により、320Whの内蔵バッテリーは最長5時間の航続可能時間を達成(エコモード使用時)。別売りで160Whのレンジエクステンダーバッテリー(S-Works完成車およびフレームセットに付属、他のモデルは別売り)をウォーターボトルケージに装着して、480Whバッテリーでの運用が可能だ。
価格はS-Works Turbo Levo SL LTDが1,980,000円 (税込、以下同)、S-Works Turbo Levo SLが1,925,000円、Turbo Levo SL Carbonが990,000円です。
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