伊藤忠エネクスとOpenStreet、資本業務提携でマイクロモビリティシェアリングサービス普及促進へ

伊藤忠エネクス株式会社とOpenStreet株式会社は4月27日、第三者割当増資を実施し、資本業務提携を行いました。

OpenStreetは、電動アシスト自転車を活用したシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」や、マイクロモビリティシェアリングサービスのプラットフォームを提供しており、使いやすいアプリやIoTロックを活用し、全国にサービスを展開しています。また、スクーターや超小型EVのシェアモビリティサービス「HELLO MOBILITY」や、パーキングシェアサービス「BLUU Smart Parking」を通じて、MaaSネットワークを構築しています。

伊藤忠エネクス株式会社 執行役員産業ビジネス部門長 千村 裕史氏は、マイクロモビリティシェアリングサービスが新たな産業分野であり、地域創生や脱炭素社会の実現に寄与することを期待して投資を決定したとコメントしました。また、OpenStreetとのパートナーシップを通じて、新たな価値と事業シナジーの創出を目指していくと述べました。

OpenStreet株式会社 代表取締役社長 CEO 工藤 智彰氏は、マイクロモビリティシェアリングサービスが全国6,300ヶ所を超える地域密着の交通インフラとして普及していることを強調しました。そして、伊藤忠エネクスとの提携により、移動サービスとエネルギーインフラの連携を実現し、地域の移動課題解決と同時に、脱炭素社会の推進を実現することを期待しています。また、両社の親和性が高く、将来的には伊藤忠エネクスの顧客基盤のさらなる拡大に寄与する事業シナジーを創出できると考えています。

今回の資本業務提携を契機に、伊藤忠エネクスとOpenStreetは、OpenStreetが展開するマイクロモビリティシェアリングサービスと伊藤忠エネクスが展開する既存事業との協業・連携の可能性を模索していく予定です。

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