2023年4月15日から4月16日まで開催されたサイクルモード東京2023。今回ピックアップするのは、お手頃価格で購入できる街乗り向けEバイクのE-MAGIC 207ADだ。自動車ブランドの自転車を中心に展開していることで有名なGic。最近ではオリジナルブランドの自転車にも力を入れており、E-MAGIC207ADもその1つとなっている。
E-MAGIC 207ADは、かつて存在したTRANS MOBILLY E-MAGIC207の後継モデル。旧モデルではバッテリーは内蔵式を採用していたが、今回登場したモデルはボトル式バッテリーを採用しているのがわかりやすい違いだ。
デザインだけを見ると退化しているように見えるが、バッテリー容量が旧モデルが84Whだったのが、124Whに増加し、タイヤ幅も20×1-1/8と細めのタイヤだったのが、20×1-3/8と旧型よりも少し太いタイヤを装着。また、モーターを制御するコントローラーなども変更を行っているとのことだ。車体重量は14.8キロ。
試乗コースで試乗した限りでは、旧モデルのTRANS MOBILLY E-MAGIC207と比較して力強さが上がっていると感じた。搭載されているリアインホイールモーターは、大手電動アシスト自転車のE-MAGIC 207ADの価格は138,000円(税込み)。大手電動アシスト自転車ブランドのスポーツ風デザインを採用したモデルは、力強いアシストや実用性を重視している。E-MAGIC 207ADは、デザインと車体重量の軽さを重視しているのを理解して購入するのなら悪くない選択肢だろう。
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