シェアサイクルの企画・運営を行うきゅうべえは1月24日、京都市とシェアサイクルの利用・普及促進に関する連携協定を締結しました。京都市が公有地をシェアサイクル事業者に貸し出すのは、今回が初めてとなります。本協定の目的は、公共交通機関を補完するものとして、市民等がシェアサイクルを安全・安心・便利に利用できる環境を整備することです。
シェアサイクルの利用・普及を推進する背景には、2050年までにCO2排出量をゼロにし、脱炭素社会に積極的に取り組むという京都市の目標があります。観光客の増加によるバスの混雑や渋滞など、市民生活において観光公害が問題となる中、公共交通機関の補完策としてシェアサイクルのさらなる活用・普及を目指します。
きゅうべえが2019年にリリースしたシェアサイクルサービス「kotobike」は、自転車販売店が企画・提供するサービスです。15分60円から利用でき、乗り捨て可能、アプリで24時間365日自転車の貸出・返却ができるなど、地域住民や観光客にとって利便性の高いサービスとなっています。京都市内の実店舗と連携してメンテナンスや積み替えを行うなど、地域に根ざしたサービスとなっています。
また、京都市内のポートオーナーとなり、店舗やオフィス、マンション、車庫の駐車スペースなどの遊休スペースをkotobikeシェアのサイクルポートとして活用するパートナーも募集しています。
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