Bike Europeなど、複数の海外メディアが、SRAMがドイツのEバイクモーターメーカー「Amprio」を買収したと報じています。
SRAMはアメリカの自転車部品メーカー。マウンテンバイクやロードバイク、シティバイクなどの部品を製造しており、マウンテンバイクではグリップシフト、フロントシングルなどの先駆者として知られています。
Amprioは、ドイツのEバイクモーターメーカー。2020年にE-Bike用モーターをEUROBIKEで発表。現在公開されているAmprio RMAGは、48V電圧で最大トルク75Nmから90Nm、最大アシスト比率420パーセントを実現しており、コンパクトなモーターと謳っています。また、スマートフォンとの接続も考えられており、スマートフォンを追加のディスプレイとして使用できるだけでなく、E-Bikeの制御やナビゲーションシステムも搭載しているとのこと。
Amprioは、ドイツに本社を置き、軍需・防衛および自動車部品の2つの事業を柱とするエンジニアリング・グループで有名な「ラインメタルグループ」の傘下でした。2023年1月16日現在、SRAMは、Eバイクのモーターに参入していませんが、2022年にはSRAM製モーターを搭載したEバイクのテスト画像が海外メディアでリークされていました。
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