デザイン性と機能性を両立した車体が高評価 ヤマハ発動機のフルサスE-MTB「YPJ-MT Pro」が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定 

ヤマハ発動機は11月30日、同社の電動アシストスポーツ自転車(Eバイク)の「YPJ-MT Pro」が、公益社団法人 日本インダストリアルデザイン協会による「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24」に選定されたと発表した。

「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、デザインの「過去・現在・未来ー明日への伝承」を目指すべく、優れたデザインを選定した上で、製品集の図録発刊とAXISギャラリーでの展覧会ならびに巡回展を通じ、デザインの普及啓発活動を行う事業。

「YPJ-MT Pro」は、電動アシストスポーツ自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデルとして、
「Fun and Exciting unusual experience ~楽しくて刺激的な非日常体験~」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイクに最適化したアシスト性能」「ヤマハらしいユニークデザイン」をポイントに開発。メインフレームの上下がそれぞれ2本に分かれた構造は、モーターサイクルのダブルクレードル・フレームから着想を得た「Dual Twin® Frame(デュアル ツイン フレーム)」。適正な剛性の確保、重心バランス等の機能面をオートバイメーカーらしいユニークなスタイリングデザインの両立を実現している。

「YPJ-MT Pro」は2023年1月18日(水)から23日(月)まで、東京都港区AXISギャラリーで開催される「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.24東京展」で展示され、20日(金)には授与式が行われる予定。

[審査委員講評文]
電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機が開発した電動アシストオフロードモーターサイクル(e-Bike)である。「機能と官能の対置」をテーマに、軽快かつ美しい形状のフレームからメカ部を見せるデザインが印象的。乗りこなす楽しみや、マウンテンバイクとして最適なアシスト性能を追求した。モーターサイクルメーカーの本気が伝わる完成度の高いデザインである。

[デザイナーコメント]
ヤマハ発動機が作る本格フルサスe-MTBということで「機能と官能の対置」をコンセプトに、MCメーカーであるヤマハらしさを追求しデザインしました。
スタイリングのためのデザインではなく、機能や構造から生まれるカタチを美しく見せることに徹底的にこだわりました。この度はこのような賞を頂きとても嬉しく思います。

パワーとハンドリングを両立した驚異のフルサスE-MTB ヤマハ YPJ-MT Proをインプレ 

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