総合自転車メーカーのホダカは11月11日、同社のワークスチーム「NESTO FACTORY RACING(ネストファクトリーレーシング)」は、マウンテンバイクの公認全国大会「2022 Coupe du Japon MTB」で、チーム結成初年度でチーム総合優勝、選手2名が個人総合優勝を果たし、3冠を達成したと発表した。
Coupe du Japonは、国際自転車競技連合(UCI)規則に従って行われる公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)の公認マウンテンバイク大会。オリンピックや世界選手権大会、ワールドカップなどへの参加枠獲得や国内競技者の技術力向上などを狙っている。大会の成績によってポイントが与えられ、年間チームランキングは高ポイント獲得の2名の合計ポイントでランキングが決定する。
NESTO FACTORY RACINGは同社社員と外部選手で構成するワークスチーム。選手全員がフルタイムワーカーとして働きながらレース活動を行っている。チーム活動を通じてMTBの楽しさを発信し、競技およびホビー層を含めた裾野の拡大を図るとともに、選手が感じた意見を速やかに開発にフィードバックする環境を整えることで従来以上に日本の使用環境に適した機材開発につなげていると謳っている。
NESTO FACTORY RACINGは全国各地で行われるCoupe du Japonシーズン戦全戦に出場し、シーズン中1度も首位を明け渡すことなく、3冠を獲得。男子マスターズ30総合優勝(岡本紘幸選手)、女子エリート総合優勝(矢吹優夏選手)、チーム総合優勝を達成した。
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