ドイツのラインメタルグループの1つであるAmprio GmbHは、E-Bike用ドライブユニット「Amprio RMAG」を公開している。
ラインメタルはドイツに本社を置き、軍需・防衛および自動車部品の2つの事業を柱とするエンジニアリング・グループ。その中でもグループの1つであるAmprio GmbHがE-Bike用ドライブユニットの開発、製造を行っている。
同社は2020年にE-Bike用モーターをEUROBIKEで発表。現在公開されているAmprio RMAGは、48V電圧で最大トルク75Nmから90Nm、最大アシスト比率420パーセントを実現しており、コンパクトなモーターと謳っている。
また、スマートフォンとの接続も考えられており、スマートフォンを追加のディスプレイとして使用できるだけでなく、E-Bikeの制御やナビゲーションシステムも搭載しているとのこと。
世界トップクラスのモーター企業で知られている日本電産、自動運転で知られておるヴァレオ、自動車部品メーカーで有名なブローゼ、世界有数のスポーツカーメーカーのポルシェなど、世界的トップ企業がE-Bikeに参入、もしくは参入を予定しているが、兵器メーカーで有名なラインメタルグループまで参入している状況を見ると、いかにE-Bike業界が加熱しているかわかるだろう。
Amprio RMAGの日本導入は不明。
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