アルゼンチントヨタは8月2日、電動アシスト自転車の新ラインアップ「T-Bikes」を発表し、同ブランドのマイクロモビリティ分野への参入の第一歩を踏み出した。
T-Bikesは、アルゼンチンメンドーサの新興企業で、電動モビリティの設計・製造に特化したエネルビー社とのパートナーシップで誕生した。
T-Bikeは、シティコミューティングとアウトドアエクササイズの両方に対応したE-マウンテンバイクと謳っている。フレームとバッテリーはアルゼンチンで生産されているのが特徴だ。
車体は高強度スチールフレームを採用し、油圧ディスクブレーキ、シマノ製変速機、消費量と走行距離を表示するフルLCDスクリーン、リモートロック付きのフロントサスペンション、29インチチューブレスホイールを搭載した。電子部品はメンテナンスフリーですが、1000キロ点検を推奨しており、トヨタの正規ディーラーで受けることができる。
バッテリーは36V、10.4Ah、374Whリチウムイオンバッテリーで、電池寿命は1000回(4~5年)で、6時間以内にフル充電が完了。モーターは350Wのりアインホイールモーター、5段階のアシストと最大70キロの航続距離を実現。
エネルビーの共同創業者であるネルソン・ネグレッティは、「トヨタのようなブランドがこの市場に参入することは、アルゼンチンにおける電動モビリティの普及にとって非常に重要なステップです」と語っている。トヨタのカスタマーサービスディレクターであるBernardo Fernández Paz氏は、「T-Bikeは、お客様との距離を縮める新しい方法です。そして、私たちがアルゼンチンのモビリティの未来について考えていることの証明でもあります」と述べている。
カラーはブラックとレッドの2色で、価格は377,952ドルで、同ブランドの正規販売店42社の90の販売拠点を通じて販売される。
T-Bikesの日本での販売は不明だ。
関連リンク
Toyota T-Bikes https://www.toyota.com.ar/modelos/nueva-t-bike/2022/nueva-t-bike