シュリーマンは8月1日、温泉×自転車をコンセプトとしたプロジェクト「スパイクル」を始動させ、その第一弾として9月に千葉県香取市にキャンプ場をオープンすると発表した。
スパイクル(SPACYCLE、以下スパイクル)は、温浴施設(スパ)と自転車(サイクリング)を合わせた造語で、温浴施設とサイクリストを繋ぎ、サイクリストに楽しめるだけでなく、温浴施設の利用者増加も目指すプロジェクト。
感染症の影響と光熱費の高騰により温浴施設の経営環境は極めて厳しい状況の中、温浴施設再生を手掛けているシュリーマンも2年半の間にクライアント(温浴施設)だけでも10店以上が閉店・廃業を選択している。その一方で、キャンプ場、グランピング施設といったアウトドアレジャーが人気を集めており、両国駅からサイクルトレインB.B.BASEがイベント列車から通常の快速列車になるほどサイクリストも増え、自転車の楽しみ方の幅も広がる中、サイクリストを経営環境の厳しい温浴施設の新たな顧客創造の対象とし、サイクリスト向けキャンプ場のプロジェクトを発足させることになった。
会員制予約サイト、グッズや自転車パーツのWEB通販、施設利用者向けのグラベルコースや周辺のサイクリングコースなども順次提供する。その第一弾として2022年9月千葉県香取市にてキャンプ場「スパイクル@カーニバルヒルズ」をオープンします。施設利用予約は年会費1000円(税込)のユーザー登録が必要ですが、WEB通販や宿泊時の割引を行う。レトロ感を味わえる美しく懐かしい原風景の中でサイクリングを楽しんだ後には、黒湯天然温泉(療養泉認定)「美人の湯カーニバルヒルズ」で疲れを癒し、食事は館内食事処の他、自身のテントスペースにて焚火をしながら楽しめる特別メニューとして、鳥の丸焼きや旭川直送のジンギスカンステーキなども用意。少人数やソロで楽しめる人が向いているキャンプ場となっている。
また、自転車関連のアドバイザーとして合同会社イナリワークスの高橋サムライ氏を起用。サムライという名の通り、髪型をちょんまげにして日本各地への自転車旅だけでなく、オーストラリアのシドニー、パース間の大陸横断&往復8000㎞のチャレンジを成功させ、氏の経験をもとにグラベルコースやサイクリングコースの作成、サイクリストが利用しやすい施設にするための協力。グラベルコースは地元団体に協力を行い、コースを準備している。
他にも、WEBサイトではオーストラリアの旅をまとめた紀行文やバイクパッキングのパーツレビュー等の投稿を予定しており、継続的にプロジェクトに関わる予定。また、アドベンチャー系ライダーとしてだけではなく、国内のモータースポーツカテゴリであるSUPER GTやスーパー耐久に参加しているレーシングマシンのリバリーデザインやTeamUKYOのチームウェアをデザインするなどデザイナーとしても活躍しているため、プロジェクトのロゴデザインや全体のアートディレクションも担当している。
施設概要は以下の通り。
名称:スパイクル@カーニバルヒルズ
住所:〒287-0105 千葉県香取市沢13-15
(天然温泉リゾート美人の湯カーニバルヒルズ内)
2022年9月1日 プレオープン(プレス、招待者向け)
会員制予約サイトオープン
2022年9月9日 オープン
施設利用料金
5×5mサイト:3,500円(会員価格:3,000円)
5×9mサイト:5,000円(会員価格:4,000円)
入浴料
大人:930円 子供:410円(タオル、館内着は別料金でレンタルいただけます)
鳥の丸焼き、ジンギスカンステーキは予約時に事前注文、現地決済。
温浴施設内の飲食スペースは利用可能です。
薪、スェーデントーチは事前予約なしでも現地でお買い求めいただけます。
チェックイン 14:00 チェックアウト 10:00
(会員限定:Earlyチェックイン Lateチェックアウトあり)
キャンプ道具や御着替など、お荷物預かりサービスがございます。
チェックイン前にご到着いただき、お荷物を預けてからサイクリングをお楽しみいただけます。
スパイクルについて
公式サイト https://spacycle.jp/
Twitter:@SPACYCLE_JP
Instagram:spacycle_jp
LINE:SPACYCLE@071oalkn