折りたたみE-Bikeで快適に輪行する方法は? 純正オプションからキャリーカート輪行まで紹介

日本で比較的人気のE-Bikeの1つが、折りたたみ自転車タイプのE-Bike。モーターとバッテリーの力で快適に走ることができるE-Bikeに、折りたたみ機能を加えることで、車載や家の中に置くことが可能だ。

その一方で、折り畳みタイプのE-Bikeは、車体重量が重いため、公共交通機関を駆使して輪行を行うのは難しい。特に、BESV PSF1やTern Vektronシリーズなど、サイクリングも楽しめる折り畳みE−Bikeは、車体重量も重いため、輪行を行うのは容易ではない。今回は、様々な方法で折り畳みE-Bikeで輪行を行う方法を紹介する。

純正オプションを活用する方法

BESVの折り畳みE-Bike「PSF1」は、様々なオプションが容易されている。折り畳んだ状態でも移動できる「転がし輪行」に関しては、リアフェンダー、リアキャリアを使用すれば移動することが可能だが、この状態では車体丸ごと袋に入れているわけでは無いため、多くの公共交通機関では利用することはできない。

現在、公共交通機関で利用できるのが純正オプションの「ハードキャリーケース」。通常の袋とは違い、頑丈なだけでなくケースにキャスターが装備されているので、持ち運びも簡単だ。ただし、ケースを畳んだ状態が小さく無いのが欠点。

BESV PSF1は2021年モデルが28万1600円(税込、以下同)。2022年8月発売モデルが29万8000円。オプションのハードキャリーケースが46200円。

Tern Vektronシリーズはキャリーカート輪行もあり

折り畳みE-Bikeでは高価だが人気のTern Vektron。人気の理由は、折り畳みE-Bikeでありながら、本格的なE-Bikeの走行感覚を持っているモーター「Bosch Active Line Plus」を搭載しており、クロスバイクタイプのE-Bikeに近いスポーティなフィールが楽しめるところだろう。

そんなTern Vektronシリーズの欠点が、車体重量が21キロと重いこと。

Vektronには折り畳んだ状態で転がして移動させるようなオプションはないが、キャリーカートを使うことで輪行を簡単に行えるようだ。Vektronの価格は31万7000円から。

サイクルトレーラー(Burley Travoy)を使用すれば輪行も気軽にできるかもしれない

折り畳みE-Bikeで気軽に輪行を行う場合は様々な方法があるが、個人的に可能性が高いのがサイクルトレーラー「バーレー・トラボーイ」を活用する方法だ。バーレー・トラボーイとは、2輪タイプのサイクルトレーラーで、キャリーカートとしても使用できるサイクルトレーラー。

トラボーイの活用方法の1つで、折り畳み自転車をトラボーイで運ぶという方法が紹介されているが、この方法は折り畳みE-Bikeでも活用できるだろう。注意点としては、サイクルトレーラーを装着した状態で走行すると、普通自転車の扱いから外れるため歩道走行ができないなどの問題があるだけでなく、トラボーイの積載重量の制限がある。しかし、それを差し引いても考えてみるのも一つだろう。

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