Serial 1 Cycle Companyは6月17日、ハードテールE-MTB「SWITCH/MTN」を発表した。
Serial 1はハーレーダビッドソンの最も古いモーターサイクルの愛称である「Serial Number One」にちなんで名づけられたE-Bike。ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるハーレーダビッドソンの専用施設で、電動バイクの開発と同じ原理とプロセスで設計・製造されている。2022年5月には、Google Cloud eMobilityのパートナーとなり、Google Cloud接続機能を搭載したことで知られている。
Serial 1の最新作、SWITCH/MTNは、多目的な用途を求めるアクティブな冒険家のために設計されていると謳うハードテールタイプのE-MTB。
モーターは、Serial 1のシティE-Bike「CTY」と同じ ミッドマウントのBrose S Magモーターで定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮する。バッテリーは、独自の小型バッテリーシステムを採用しマスの集中化と最適なハンドリングを実現したと謳っている。
フレームデザインは、従来のCTYシリーズとは違い、オフロード・トレイルに適したジオメトリーと数々のテクノロジーで強化しつつ、Serial 1シリーズでおなじみの独自開発のBAFヘッドランプ、ハイビジョン対応のRATテールランプとブレーキランプを含む、完全統合型LEDライトを搭載し、安全性と機能性の両方を向上。
さらに、SWITCH/MTNは他のSerial 1 eBikeと同様に、Google Cloudと共同開発したSerial 1 Appによるクラウド対応接続を提供し、重要なライドデータの取得、セキュリティと安全性の向上、あらゆるトレイルを楽しむことができる。
フロントサスペンションは、SR SUNTOUR ZERON35 BOOST AIRフルアジャスタブルサスペンション。 タイヤはミシュランE-Wild。ライディングポジションを瞬時に調整できるTranzXドロッパーシートポストも搭載している。
ドライブトレインにはSRAMのSX Eagleを採用し、eBike専用のシングルクリックトリガーシフターで制御される1×12ギアーの組み合わせ。ブレーキは、TRPスレートT4油圧ディスクブレーキで、eMTB用に特別に作られたもの。
価格は4499ドル(日本円で約60万6000円)。日本での発売は不明だ。
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