京福電気鉄道は6月7日、北野天満宮(宝物殿)と大覚寺(霊宝館)で同時公開される「両社寺の歴史と兄弟刀」展にあわせ、北野天満宮・大覚寺の拝観引換券、嵐山駅からのレンタサイクル(2時間)、「バス(市バス・京都バス・西日本JRバス)・嵐電一日券」をセットにした北野天満宮×大覚寺「兄弟刀セット券」を7月2日に発売すると発表した。
近年、北野天満宮の太刀鬼切丸(髭切)と大覚寺の太刀薄緑(膝丸)が源氏の兄弟刀として注目を集め、両社寺ではこれまでも2回、特別展を同時公開している。今回第三弾となる公開に合わせて、観光客、近隣住民も公共交通機関である電車とバス、自転車を乗り継いで目的地へ移動できる企画券を発売する。
北野天満宮は菅原道真公を御祭神としておまつりする全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社で。平安時代中頃に、多治比文子(たじひのあやこ)や近江国(滋賀県)比良宮の神主神良種(みわのよしたね)、北野朝日寺の僧最珍らが当所に神殿を建て、菅原道真公を祀ったのが始まりとされる。
大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山。いけばな発祥の花の寺で、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)で、時代劇・各種ドラマのロケ地としても有名だ。
北野天満宮×大覚寺「兄弟刀セット券」は、オリジナルチケットケースに、バス(市バス・京都バス・西日本JRバス)・嵐電一日券、北野天満宮宝物殿 拝観引換券、大覚寺霊宝館 拝観引換券、大覚寺 拝観引換券、レンタサイクル引換券(3段変速つき自転車 ※2時間ご利用、嵐山駅の「駅の足湯」ご利用券付) をセット。
発売期間は2022年7月2日(土)から9月12日(月)まで。また、「両社寺の歴史と兄弟刀」展の開催期間は2022年7月9日(土)から9月12日(月)までのため注意が必要。価格は3500円(税込)。
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