新潟県観光協会は6月8日、新潟県上越地方を走る「えちごトキめき鉄道」は、列車の中に自転車を持ち込める「サイクルトレイン」の運行をスタートしたと発表した。
サイクルトレインは、自転車を折りたたまず、自転車と一緒に列車に乗り込めるサービス。えちごトキめき鉄道のサイクルトレインの実施区間は、直江津駅(上越市)と市振駅(糸魚川駅)の間のみで、今年度は11月末頃まで運行が予定されている。
このサービスは、上越市と糸魚川市を結ぶ歩行者自転車専用道「久比岐自転車道」の活用を促し、観光地域づくりを目的に実施されるもので、久比岐自転車道へのアクセスが便利になると期待されている。
また、サイクルトレインの運行に合わせて、専用のマップ「サイクルトレインマップ」も作成された。
実施区間は日本海ひすいライン 直江津-市振駅間。筒石駅、浦本駅及びあいの風とやま鉄道の駅(越中宮崎駅、泊駅)、妙高はねうまライン(全区間)では利用できない。対象列車は、上りが直江津駅を午前9時45分~午後2時25分の間に出発する列車。下りは市振駅を午前9時29分~午後3時6分の間に出発する列車。料金は乗車券のほか、積込み料金290円が必要。また、観光急行に乗車する場合は別途急行券が必要。
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えちごトキめき鉄道サイクルトレイン https://www.echigo-tokimeki.co.jp/information/detail?id=1610