日本市場でCannondaleブランドのE-Bikeといえば、グラベルロードタイプのTopstone Neoシリーズが有名だが、お手頃価格で買うことができる実用的なE-Bike「ADVENTURE Neo 3 EQ」も用意している。
ADVENTURE Neo 3 EQは、2022年5月8日現在、Cannondaleブランドで一番安いE-Bike。アルミフレームを採用した車体は、シティサイクルなど、トップチューブをなくしたステップスルータイプとなっている。バッテリーはダウンチューブ内蔵型でスッキリしたデザインが特徴だ。また、乗り心地を重視するためにサスペンションシートポストを採用している。他にも泥除けや荷台、ヘッドライトなどを装備しており、後は鍵を購入すれば、すぐに街乗りやサイクリングが楽しめる。
ドライブユニットはBosch Active Line Plus。定格出力250W、最大トルク50Nmの街乗り、サイクリング用ドライブユニットで、スムーズな走りとアシスト時の静粛性が高いのが特徴だ。バッテリーはBosch PowerTube 400で容量400Wh。舗装路のサイクリングでは必要十分な容量となっている。一充電あたりの航続距離は133キロ。価格は30万8000円。
ステップスルータイプのE-Bikeで有名なのは、BESV CF1 LINOとMERIDA ePASSPORT CC400EQがある。BESV CF1 LINOは、バッテリーを外すことができず(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは脱着可能)、フレーム一体型ヘッドライトを採用した洒落たデザインを実現しており(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは別体式ヘッドライト)、ドライブユニットはBESVオリジナルインホイールモーターを搭載(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQはBosch Active Line Plus)し、ジャンルはほぼ同じ。BESV CF1 LINOの価格は24万8000円。
MERIDA ePASSPORT CC400EQは、バッテリー容量は500Whと大容量で(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQは容量400Wh)、ドライブユニットはShimano STEPS E6180で定格出力250W、最大トルク60Nm(Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQはBosch Active Line Plusで定格出力250W、最大トルク50Nm)。また、コンセプトは林道などのフラットダートを走れるのを売りにしている。価格は42万7800円。
Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQのスペック
- フレーム:SmartForm C3 Alloy step-thru frame, removable downtube battery, fully internal cable routing, post mount disc, dual waterbottle headtube mount
- フロントフォーク:SR Suntour Mobie A32, 63mm travel, coil with preload adjuster, lockout, crown light mount, 44mm offset
- 重量:-
- ブレーキ:Tektro M275 hydraulic disc
- ギア(前):FSA Bosch E-Bike, 38T
- ギア(後):microSHIFT, 11-36 9段変速
- フロントホイール:Rims Cannondale 2, double wall・Spokes Stainless Steel, 14g
- リアホイール:Rims Cannondale 2, double wall・Spokes Stainless Steel, 14g
- タイヤ:Kenda Kwick Seven.5, 27.5 x 2.20″
- ドライブユニット:Bosch Active Line Plus(定格出力250W、最大トルク50Nm)
- アシスト方式:ミッドドライブ
- バッテリー:Bosch PowerTube 400Wh
- 充電時間:-
- アシストモード:4段階(ECO/TOUR/SPORT/TURBO)
- 航続距離:最大133キロ
関連リンク
- Cannondale ADVENTURE Neo 3 EQ https://www.cannondale.com/ja-jp/bikes/electric/e-urban/adventure-neo/