SCOTTは2022年4月20日、Youtubeで、電動アシストロードバイク「Addict e-Ride」の新モデルを発表した。
Addict eRIDEはレーシングロードバイク「Addict RC」のE-Bikeバージョン。レーシングロードバイクAddict RCと同じく、フレーム素材はカーボン製を採用。フレーム重量はわずか1.04キロとE-Bikeのフレームでは非常に軽量だ。
ドライブユニットはドイツ・Mahle(マーレ)の新型E-Bikeユニット「X20」を採用。リアインホイールモーターのこのユニットは、ドライブユニットの総合重量はわずか3.2kgと最軽量のシステムを作り上げることができたと謳っている。
新しい236Wh/350Whの内蔵バッテリーは、172Whのレンジエクステンダーで補完することが可能。バッテリーチャージャーは最大4Aのインテリジェントな急速充電システムを採用し、2時間以内にバッテリーをフル容量の80%まで充電する。
そして、新しいコンパクトなヘッドユニットには、BTおよびANT+接続、明るさセンサー、3D加速度センサーが搭載され、必要な情報が1本の線に集約される。
ボトムブラケットに搭載された新しいトルク・ケイデンスセンサーは、AIと機械学習により、ユーザーが加えた1ワットのパワーを正確に読み取り、適切なレスポンスをユーザーに提供するとのこと。SCOTTとMAHLEは、Addict e-Rideを市場に送り出すために協力したと謳っている。
最上級モデルのSCOTT ADDICT eRIDE ULTIMATEの価格は9999ユーロ(日本円で137万2000円)。
日本仕様に関しては、SCOTT JAPANは2020年11月10日のFacebookページで、日本の道路交通法に沿った「ADDICT eRIDE JAPAN SPEC LIMITED」の企画に着手したと発表。当時の情報では、HMXカーボンフレームにShimano 105コンポーネント、ディスクブレーキ、JAPAN SPEC eドライブシステムを予定していたとのこと。
SCOTT JAPANは、2022年4月26日の同社Facebookページで、MAHLE X20ドライブユニットを搭載した新型Addict e-Rideを紹介しており、日本仕様発売を匂わせる発言をしている。
関連リンク
- SCOTT https://www.scott-sports.com/
- MAHLE SmartBike System https://mahle-smartbike.com/