自転車選びでは部品のグレードよりも気に入った色のほうが重量だと思う。自転車の車体カラーの塗替えは多額のお金がかかるからだ。
自分好みのカラーを選びたいのなら、カラーオーダーシステムを採用している自転車ブランドを選ぶのが良いだろう。今回は、カラーオーダーシステムを採用している自転車ブランドを紹介する。
・Anchor(ロードバイク・MTB・トラックレーサー・ジュニアロードバイク)
ブリヂストンサイクルの競技自転車ブランドの「Anchor」の一部のロードバイク・MTB・トラックレーサー・ジュニアロードバイクでは、カラーオーダーシステムが採用されている。
このカラーオーダーシステムには、最大38色の単色フレームカラー+5色のロゴ+3種の表面仕上げを選べる「シンプルスタイル」がメイン。また、一部車種ではスポーティなグラフィックを採用した「エッジスタイル」、アンカーのチームレプリカを意識した「レーススタイル」「レーシングカラー」がある。シンプルスタイルのフレームカラーには通常の自転車に採用されていそうな色から、玉虫色みたいに色が変わるイリュージョンやダイアモンドカラー等、普通のスポーツバイクにはあまり使われない色もある。
パナソニックオーダーシステム(ロードバイク、シクロクロス、ツーリング、トラックレーサー)
http://cycle.panasonic.jp/products/pos/
パナソニックオーダーシステムには、カラーオーダーシステムが採用されている。13種類のフレームデザインや8パターンのロゴタイプを組み合わせができる。また、カラーリングはソリッドカラーを始め、パールやメタリック、クラシカル、オーロラ、レインボー等、多種多様な33色を用意。2色の組み合わせを行うこともできる。
アートサイクルスタジオ
アート サイクルスタジオの一部車種は、70色以上あるカラーオーダーシステムが採用されている。アンカーやパナソニックオーダーシステムよりも、低価格でカラーオーダーを選ぶことができる。
FUJI(ロードバイク)
出典:https://www.fujibikes.jp/remix/
https://jp-fujiremix.com/home/
ロードバイク、クロスバイク、MTB等をラインナップしているFUJI。その中でもロードバイクのSL1、SL3、TRANSONICはカラーオーダーシステム「FUJI REMIX」に対応している。フレームそれぞれに対して4パターンのグラフィックを用意し、数十色あるカラーパターンを選択する方法。カラーはトレンドに合わせてアップデートされる。
AVEDIO(ロードバイク)
http://www.avedio.net/color-order
スポーツタイプのロードバイク、シクロクロスをラインナップするAVEDIO。カラーオーダーは2種類あり、1つはフレームカラー・デザインカラー・ロゴカラーを自分で選択するセミオーダータイプ。2つ目は自分だけのオリジナルカラーを制作可能なフルオーダーシステムがある。フルオーダーシステムは、塗装、デザイン、塗装するフレーム本数等で価格が異なるため、料金は応相談。
TREK(ロードバイク、トライアスロン、MTB)
https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/project-one/
アメリカの自転車会社「TREK」では、一部ロードバイク/マウンテンバイクでカラーオーダーシステム「Project One」を採用している。塗装の変更だけでなく、様々なパターンを選ぶことが可能だ。
Pacific Cycles Japan(折りたたみ自転車)
折りたたみ自転車ブランド「Pacific Cycles」のCarry-me、Birdyの2車種はカラーオーダーを実施している。カドワキコーティングのパウダーコーティングをフレームに塗ることが可能で、全78色を選ぶことができる。色の塗り分けは、フレーム全体を塗るシングルカラーから、フレーム一部の色を変更するツートンカラーがある。ロゴカラーの変更も可能だ。