総合自転車メーカーのホダカは2月10日、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2022」の認定を受けたと発表。同社が認定を受けるのは2017年から5年連続で、連続認定企業として、「ブロンズ」認定を取得した。
「スポーツエールカンパニー」とは、社員の健康増進のためにスポーツ活動の支援や促進に向けた積極的な取り組みを実施している企業をスポーツ庁が認定し、スポーツに対する社会的気運の醸成を図ることを目的とした制度。
ホダカは全社員がサイクリングに取り組み、そこで得られた経験やノウハウを製品とビジネスにフィードバックするサイクリング活動を実施。このサイクリング活動は社員自身の健康の増進や、レクリエーションとしての役割も果たしているとのことだ。以下、リリースから。
◇当社の主な取り組み
1.自転車通勤の奨励
① 会社として自転車通勤奨励制度を定めたうえで、日常的に自転車に乗ることを推進しています。スポーツバイクに乗りサイクリングウェアに身を包んでの出勤も可能で、駐輪場には専用のスタンドを設け、自転車通勤環境を整えています。
② 通勤した距離に応じて「通勤ポイント」が貯まり、直営店にて商品と引き換えることができる制度が導入されており、自転車通勤へのモチベーションを高めています。
③ 従業員の自転車の使い方に合わせて選べる自転車保険加入制度を準備しています。
これらが社員の健康増進のための積極的な取り組みであると評価され、「スポーツエールカンパニー」のほかに国土交通省「自転車通勤推進企業宣言プロジェクト」の認定企業に国内の自転車メーカーとしては初めて選ばれています。
2.サイクリングイベントへの参加
東日本復興支援サイクリングCYCLE AID JAPAN※、佐渡ロングライドなど全国有数のサイクリングイベントに参加しています。また、マウンテンバイクのクロスカントリーやシクロクロス、トライアスロンなどのサイクルスポーツにも積極的に参加しています。当社で参加費用を一部補助し、役員・社員の垣根を越えてサイクリングの楽しさを体験しています。
※2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響により会社としての出場を自粛
3.レースチーム「ホダカファクトリーレーシング」の活動
2020年、当社社員のレース活動を束ねるチーム「ホダカファクトリーレーシング」を発足しました。この活動ではJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)のサイクルロードレース、Jエリートツアーに参戦し、会社の活動としてフルタイム勤務とレース活動を両立する経験やノウハウを蓄積することによって、製品やビジネスへのフィードバックを目指しています。
チーム紹介ページ:http://hodaka-bicycles.jp/hodaka_factory_racing/
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