CYCLE工房 fillはカーボンフレームの折りたたみ自転車「fill 305」を発表した。
「fill 305」の特徴は、重さ8.9キロ、厚さ20センチの世界最小体積を売りにしたカーボンフレームの折りたたみ自転車。新幹線のフットスペースに斜めに配置して、テーブルの使用が可能なほどコンパクトに折りたたむことができ、省スペースでの屋内保管や公共の交通機関への持ち込みを売りにしている。
「fill 305」のプロトタイプは、レーシングデザイナー由良拓也氏率いるMooncraft社と共同開発でプロトタイプを製造。 折りたたみヒンジ部もカーボンによるフルカーボンフレーム製。折りたたみ方式は、リアフレームにチェーンを巻き込むことで折りたたみ時のチェーンの緩みを解消し、トップチューブにシートポストを差し込むことで、折りたたみ時のフレームを固定するなど、
フレーム素材は、カーボン(トレカクロスフリプレグ)で、表面加工につや消しクリアーを採用。ホィール径は16インチ(305)。変速機は外装10段変速。ブレーキは、機械式ディスクブレーキ(ローター径140mm)。重量は8.9キロ (スタンド・ペダルを抜く)。折りたたみサイズは、 W640×H620×D200ミリ。価格は未定で、2022年夏にクラウドファンディングで50台先行販売を実施予定。
関連リンク
- CYCLE工房 fill http://cycle-fill.com/