Orbeaから、軽量E-MTB「Rise」のアルミフレームバージョン「Rise H」が登場した。
Orbea Riseは、フルサスペンションタイプの軽量E-MTB。ドライブユニットは従来型E-MTBで使われている「シマノ EP8」に、オルベア用にチューニングを行った「EP8 RS」を搭載。最大トルクは60NmとLEVO SLよりもトルクフルなユニットを搭載し、軽量E-MTBはモーターのトルクが弱いという固定概念を払拭した。
Orbea Rise Hは、先行して発売されたカーボンフレーム仕様のRiseのアルミフレームバージョン。カーボンフレームバージョンと同じくシマノEP8 RSモーターを採用した。
カーボンフレームバージョンのRiseではバッテリー容量が360Whだったのに対し、Rise Hはバッテリーの容量を540Whと増大。同社は540Whバッテリー搭載のRise Hは、エコモードで3500メートル、トレイルモードで2200メートル、ブーストモードで1600メートル登れるという参考値を公開している。
また、オプションで252Whのレンジエクステンダーバッテリーを販売しており、レンジエクステンダーを使用した場合、合計で792Whを実現。この状態だとエコモードで5000mの標高差が得られると謳っている。
フレーム素材はアルミ製で、チューブ接合部の溶接を滑らかにしたスムーズウェルディングを採用。ジオメトリはカーボンフレームバージョンのRiseと同じで、ホイールサイズは29インチ、140mmまたは150mmトラベルのフロントフォークが選択できる。車体重量は最軽量モデルで19キロとのこと。
価格は4999ユーロ(日本円で約64万円)から。Orbea Rise Hの日本導入に関しては不明だ。
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