ヴァル研究所は9月1日、MaaS構築を支える複合経路検索サービス「mixway」で、OpenStreetが全国約200の市区町村で展開するシェアサイクル「HELLO CYCLING」と連携し、mixway APIおよびWebサイトにて全国6100以上のポート情報が利用可能になったと発表した。
「HELLO CYCLING」は、OpenStreet株式会社が提供するシェアサイクルプラットフォーム。
HELLO CYCLINGを活用したシェアサイクルサービスの利用者は、ステーション(貸出・返却拠点)の検索から自転車の利用予約、決済までの一連の手続きをスマートフォンやパソコンで簡単に行うことができる。また、HELLO CYCLINGのステーションであれば、地域をまたいでどこでも自転車を返却することが可能だ。
シェアサイクルは、駅から目的地・目的地から駅までのラスト/ファーストワンマイルを補完でき、コロナ禍においては密を回避した移動手段として注目されている。
mixway(ミクスウェイ)は、公共交通とシェアサイクル、デマンド交通などの新しい交通サービスを組み合わせた経路検索や駅・ポート情報を利用できる、MaaSアプリ開発者向けのAPIサービスとWebサイトの2つの形で提供を実施。
今回、全国に4,000強のポートを展開するHELLO CYCLINGと連携することで、mixwayのWebサイトやmixway APIを導入しているアプリにて、他シェアサイクルとあわせて全国6100以上のポートを含めた経路検索や情報提供が可能となった。
現在、Mixwayが連携しているシェアサイクルは、HELLO CYCLING以外にも、ドコモ・バイクシェア(「ポロクル」「まちのり」など含む)、PiPPA、ecobike(実証実験に合わせて山口市内のecobikeと連携中)となる。
関連リンク
- Mixway:https://mixway.ekispert.net