川崎重工は7月26日、電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」が日本郵便 (株)の集配作業の実証実験に使用されたと発表した。
noslisuは、社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」で第1号案件に選定されたプロダクツ。
三輪ならではの安定性とモーターサイクル事業で培った小型モビリティ開発技術を生かした高い操縦性を実現する独自のリーニング機構を採用により、転倒リスクの低いスムーズで安定した走行が可能で、空車、乗車の状態でも自立し、駐車時に車体を立てる操作が不要なのが特徴だ。2021年5月12日にクラウドファンディングサイト「Makuake」でテスト販売を行い、即日完売したことでも知られている。
今回、日本郵便に貸与し、共同で7月21日から9月初旬にかけて、東京都内の一部地区の集配作業で実証実験を行う。日本郵便向け特別仕様の「noslisu」を2台貸与し、期間中に交通規制が実施される地区の集配作業を通し、操作性、安定性、走破性、耐久性などを評価する。また、本実証実験で得られたデータは、今後の製品開発およびサービス体制の検討などに活用する予定とのこと。
関連リンク
- noslisu:https://noslisu.jp/
- noslisu(ノスリス)公式アカウント(Twitter):https://twitter.com/noslisu
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