PanaracerとBUCK!Tがコラボレーションした自転車用バッグが登場 グラベルキングを活用したワイルドなバッグ

パナレーサーは2021年7月16日、BUCK!T(ブキット)とコラボレーションを行った自転車用バッグを発表。パナレーサーの世界的人気タイヤであるGravelKingを使用したハンドルバーバッグとサドルバッグが登場した。

パナレーサーは1952年に設立された自転車用タイヤブランド。グラベル、レース、ツーリング、アーバン、オフロードなど、あらゆるカテゴリーの自転車用タイヤを製造している。BUCK!T(ブキット)は2012年に、元建築家のクレイグが、デザインとサスティナビリティへの情熱と、サイクリングへの愛情が結びついて誕生した自転車用アクセサリーブランド。

新型コロナウイルスの蔓延やアウトドア需要の拡大で、世界的に自転車需要が拡大する中、自転車用タイヤの需要も大幅に増加している。自転車用タイヤの製造過程で基準に満たない規格外品も出て、従来では、規格外品を廃棄処分せざるを得ないのが実情だった。

環境に優しく、持続可能な社会に寄与できないか社内で検討を重ね、効率化を図り原材料や資源の無駄が起きないように工場管理体制も強化する中、並行して、廃棄されてしまう資源を再利用するのを検討している中、スペイン・ジローナのBUCK!Tと協業を結び、今回のコラボレーションが実現した。

パナレーサーは規格外となったタイヤを提供を行い、BUCK!Tは機能的なサイクリングバッグに仕上げ、環境とサイクリストに貢献することを始める。このプロジェクトは、まずハンドルバーバッグとサドルバッグからスタートする。

ハンドルバーバッグは、カラーは黒、ブラウンの2色で容量は1.9リットル。仕様は止水ジップ、サイドポケット、バンド2本。予定価格は1万6000円(税込、以下同)。

サドルバッグに関しては、カラーはブラック(写真はカラーが異なります)で、仕様はバンド1本、廃チェーンを使用したジップ。予定価格は8000円。

ハンドルバーバッグとサドルバッグは、2021年8月に発売予定。パナレーサーの日本とアメリカのオンラインサイトでのみ販売される。

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