台湾観光局東京事務所は5月11日、GIANTとのコラボキャンペーン「台湾Come Bike Day!」を「World Bicycle Day」となる6月3日に合わせて実施すると発表した。このキャンペーンは5月12日から6月30日まで、実施される。
このキャンペーンは、2018年に国連によって制定された「World Bicycle Day」となる6月3日に合わせて、世界有数の台湾の自転車ブランド「GIANT」と10年以上前よりSDGsに根差したエコツーリズムを推進してきた台湾観光局が、2021年が「台湾自転車旅行年」にあたる事から、コラボレーションが実現した。
台湾観光局は、十数年前よりSDGsに繋がるエコツーリズムを推進し、台湾各地にサイクリングコースが建設され、台湾国内では気軽に且つ安価で、運動と観光が楽しめることもあり、一躍サイクリングブームが起こった。昨年は低炭素化の促進と持続可能な観光の発展を目指し、「サイクリング7大路線」の環境整備を実施した。
台湾では、サイクリングコースの完備から、各地の派出所にサイクルステーション機能を備え、空気入れ、メンテナンスやウォーターサーバー、シャワールーム、休憩室を無料提供している。自転車産業に関しても中心地として知られており、その中でもGIANTは、台湾が世界に誇る有数なメーカーとして世界的に有名。また、サイクリング観光に関しては、台湾国内にジャイアント旅行社があり、台湾周遊ツアーなど難易度の高いサイクリング旅行でも高い専門技術とサービスを提供しているとのこと。そして、世界十大サイクリングコースにも選ばれたサイクリングの聖地である『日月潭』には、レンタサイクル専門店を有している。
GIANTのユーザーに対して、台湾観光局東京事務所は「観光に適しているスピードとして、バスでは早すぎる、歩くのでは遅すぎて、一番最適なスピードとして、実はサイクリングがベスト」と語っている。
キャンペーン期間中、ジャイアントストア10店舗で自転車を購入した人を対象に、キャンペーン限定のオリジナルコラボグッズとして、伸縮性に優れた台湾製「万能フェィスマスク」をプレゼントする(数量限定、無くなり次第終了)。
フェイスマスクの色は2種類あり、モスグリーンとオレンジをそれぞれ基調にしたパステルカラーで、自転車、台北101やショウロンポウのイラストがデザインされている。鼻や口を覆うオーソドックスな使い方以外に、マフラー風やヘアバンド、海賊風キャップやフルフェイス用に使うことができる。
また、期間中には淡水河等、台湾各地の代表的なサイクリングコースを17コース厳選して紹介した「台湾自転車旅行年」ガイドブック40ページを無料配布する(数量限定)。このガイドブックは、台湾観光局•台湾観光協会でも配布しており、従来の資料請求同様に切手を送付すれば、郵送での送付サービスも受け付けている。
今回のキャンペーンについて、台湾観光局東京事務所鄭憶萍所長は、「コロナ禍で、改めて海外旅行に求められるニーズが変わりつつある中、コロナ感染抑制に成功した台湾は、JTB総合研究所による海外渡航解禁後、アジアで行きたい国の第1位にランキングされています。自転車は台湾の代表的な基幹産業であり、世界的にも『自転車王国』の呼び声が高く、世界の自転車メーカーを挙げる際には、ジャイアント社は必ずランキングされるほどです。台湾では多くの国民が日常のレジャーにサイクリングを取り入れています。日本の皆さんもこの機会に通勤や買い物、スポーツレジャーで、ジャイアントバイクユーザーの1員としてデビューし、台湾での旅行でも、気軽にサイクリングを楽しみ、イベントにも将来参加してください」とメッセージを寄せている。
関連リンク
- 台湾観光局×GIANTコラボ「台湾Come Bike Day!」キャンペーン開催:https://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0040120