グローブ・スポーツコミュニケーションズは4月27日、AR(拡張現実)プラットフォーム「ROUVY(ルービー)」を運営する、チェコ共和国のVirtual Training s.r.o社と複数年のパートナーシップ契約を締結した。
ROUVYの特徴は、実写を使ったバーチャル体験。世界中のスポーツ愛好家が、オンライン上の実在するコースを、アバター(分身)を通して、自宅にいながら、一緒に走ることができ、大会に参加することでプロのサイクリストと競い合うのに加え、バーチャルなグループライドなど、競争ではないソーシャルな形で楽しむこともできるとのこと。
ROUVYは、チェコに本社を置くVirtualTraining s.r.o.社が開発したアプリで、世界中の自転車競技やトライアスロンのコミュニティで利用されている。日本をはじめとする世界各国の300以上の実写映像コースを収録し 、プレイヤーとバーチャルリアリティの世界でのサイクリストやランナーの役割を果たすアバターを使い、VRで世界中をサイクリングしたり、ランニングが可能なアプリ。 ROUVYは、La Vuelta、Tour de Suisse、IRONMANをはじめとする世界中の自転車レースのオフィシャルパートナーでもある。
ROUVYは日本全国にあるサイクリングコースや、観光コースを制作することが可能。国内外からの新たな観光客を誘致するために、バーチャル体験での新たなPRツールとして活用することができると謳っている。
今回のパートナーシップ契約に対して、Virtual Training社のCEOであるPetr Samek氏は、「グローブスポーツ社を日本のパートナーとして迎えられたことを大変嬉しく思います」と述べており、グローブ・スポーツコミュニケーションズ代表の宮田泰郎は、「ROUVYの最大の特長である実写によるバーチャルスポーツ体験の提供は、“その場にいるというリアルな感動“を与え、世界に向けては”日本のロケーションのリアルな魅力”の発信が可能となります。私たちはROUVY社と共に日本独自のARコースを数多くプロデュースすることで、世界中にバーチャルスポーツと日本の魅力を感じて頂くことを目指します」と語っている。
関連リンク
- ROOVY:https://rouvy.com/