自転車パーツの中でも、あまり注目されないが重要なのがチューブ。そんな自転車用チューブだが、どのように作られているか知らない人も多いだろう。パナレーサーの公式Twitterでは、自転車用チューブの作り方の一部を公開しており、ここで紹介しよう。
自転車用チューブはどのように巻いているか
自転車チューブを購入して、よく疑問に思うのがチューブ内に空気が入っていない事。一回空気を入れると、きれいに空気を出すのが非常に難しい。実際の製造現場ではどのようにしてチューブの空気を抜いているのかと言うと、専用の機械を使っているようだ。
このようにチューブの空気を綺麗に抜く機械なんです。 pic.twitter.com/kES8Kwdlx3
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チューブの空気を抜いたら次はこちらを使います。 pic.twitter.com/bJG64RIYsr
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こうしてチューブを綺麗に巻きとります pic.twitter.com/6UbY9CNrKI
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ナットとキャップを付け、バンドで巻けば完成です。
(急にお願いしたのでちょっと崩れてますが💦) pic.twitter.com/bZN2GQYYeY— パナレーサー株式会社 (@PanaracerJ) January 18, 2021
Panaracer R AIRの製造方法
お次はパナレーサーのチューブ「R AIR」の製造の一部である加硫工程の紹介。加硫とはゴムを加工する際、ゴムの伸び縮みさせる性質を与えるために、硫黄などを加える工程。この動画ではR AIRを簡単に焼いているように見えるが、実際は扱いが非常に難しくパナレーサー内でも数人しかできないとのことだ。
昨日はチューブを畳む動画でしたので、チューブ繋がりで今日はチューブを加硫する様子をお見せします。
こちらは加硫前のチューブです。 pic.twitter.com/Xye2IPfphl— パナレーサー株式会社 (@PanaracerJ) January 19, 2021
こちらを装置にはめ、少しだけ空気を入れます。 pic.twitter.com/tkxJUfi9cj
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その後加硫機に入れて熱と圧力をかけます。
タイヤ同様にチューブにも金型がありサイズや空気圧が刻印されています。 pic.twitter.com/fibikt35mI— パナレーサー株式会社 (@PanaracerJ) January 19, 2021
高温で数分間加硫すると完成です! pic.twitter.com/mQIQxatYY1
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\完成!/ pic.twitter.com/jAgal8cEl9
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完成したチューブは一定期間空気を入れ不良がないか検品されてから梱包、出荷されます。 pic.twitter.com/vFwEcfHyAC
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パナレーサー チューブ R'AIR [W/O 700x23~28C] 仏式ロングバルブ(48mm) TW723-28LF-RA
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