大津市、日本ユニシス、きゅうべえは1月21日、MaaS(Mobility as a Service)アプリ「ことことなびサイクル」を活用した乗り捨て型レンタサイクル(通称:シェアサイクル)の実証実験を2月1日(月)から開始すると発表した。
「ことことなびサイクル」は、シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売に、観光案内や飲食店・観光施設などで利用できるクーポンなどを提供するサービス。今回の実証実験を通じて、withコロナを意識した屋外での移動による新しい観光モデルの造成や翌年度以降の本格運用に向けたビジネスモデルを検討する。
「ことことなびサイクル」を活用したシェアサイクル実証実験は、MaaSアプリ「ことことなびサイクル」にて、シェアサイクルが一日乗り放題のデジタルチケットを販売するほか、観光スポットや近隣店舗等の立ち寄りスポット、クーポン情報等を提供し、地域内移動の利便性向上、誘客・周遊の促進についての効果を検証する。主催は大津市、日本ユニシス株式会社、株式会社きゅうべえで、期間は、2021年2月1日(月)から3月31日(水)まで。
今回の実証実験のポイントは、シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売に加えて、観光スポット、近隣店舗等の立ち寄りスポット案内や、一日乗り放題デジタルチケット購入機能(クレジットカード決済)、クーポン配信(無料)を行う。公共交通の補完やラストワンマイルの解消、withコロナにおける新しい観光モデルの造成、翌年度以降の本格運用を目指す。配信期間は2021年2月1日(月)から3月31日(水)で、発売価格は500円。「kotobike」における24時間通常料金は1300円だが、MaaSアプリ「ことことなびサイクル」でのみ購入できる特別料金となる。
チケットの有効期限は利用開始日の23:59までで、利用の際は、購入時に「ことことなびサイクル」より発行されるクーポンコードを株式会社きゅうべえのスマートフォンアプリ「kotobike」において、入力して利用する必要がある。スマートフォンアプリはiOSとAndroidに対応している。
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