公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2020年度グッドデザイン賞」で、ブリヂストンサイクルの電動アシスト自転車「TB1e」が受賞した。
TB1eは、通勤・通学向けクロスバイク「TB1」の電動アシスト自転車版。スポーツサイクル風のデザインを採用しながら、一般車や軽快車に使われている27インチタイヤや、リング錠、泥除け等を標準装備。それに加え、オプションでカゴも用意されているので、通勤や通学需要に対応している。
ドライブユニットは、前輪インホイールモーター「BSデュアルドライブ」を採用。下り坂や平地を走行中にペダルを漕がないと自動で発電し充電する機能を搭載した。
アルミフレームに外装7段変速を採用した車体は、36.5V×9.9Ah(25.2Vの場合14.3Ah相当)バッテリーを採用することで、航続距離は54キロから130キロを実現。充電時間は4.5時間。タイヤサイズは27×1-3/8で、乗車可能身長は151センチメートルから。重量は22.3キログラム。BAA、3年間盗難補償、賠償責任補償付き傷害保険 フリーケア・プログラム付きで価格は12万9800円(税抜、以下同)。
<評価者によるコメント>
コロナ禍で通勤・通学・買物での自転車利用が大きく見直されている中、実用性とスタイルを両立させたこの電動アシストクロスバイクは、時代の最先端を今後担うであろう。前輪駆動のモーターによる回生ブレーキで航続距離は130kmにも延び、充電の手間は大きく減った。泥除け、チェーンケース、サークルロック、LEDライトなど普段使いに便利な機能が満載されてはいるが、ママチャリには見えないスポーティなスタイルを実現した。
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