スペシャライズド・ジャパンは7月9日、バイシクルコーヒー東京にクロスバイクタイプのE-Bike「Turbo Vado SL(ターボヴァドエスエル)」を供給すると発表した。
スペシャライズドは、日本市場において従来のE-Bikeとは違う軽量E-Bike「Turbo SL」シリーズを発売。E-ロードバイク「Turbo Creo SL」やフルサスペンションE-MTB「Turbo Levo SL」、E-クロスバイク「Turbo Vado SL」をラインナップしている。
バイシクルコーヒーはカリフォルニア オークランドを拠点とし、「有機栽培されたコーヒー豆を、正当な取引(フェアトレード)で購入することでコーヒー農家が経済に大きく左右されずに安定し、自分達で焙煎した豆を、自転車を使って得意先に届けて行くという形で自らそのサイクルの中に参加する」というコンセプトで展開している企業。コーヒー豆のパッケージには生分解性100%のバイオプラスティックを使用するなど、環境負荷を減らす取り組みも積極的に取り入れている。スペシャライズドとバイシクルコーヒーは、自転車というツールを通して「人々の生活の質」や「地球環境を改善」するというビジョンに共鳴し、スペシャライズドのE-Bikeでコーヒーデリバリーを開始する。
バイシクルコーヒーは日々のコーヒーデリバリーにスペシャライズドのE-Bike「Turbo Vado SL」を使用。Vado SLはE-ロードバイク「Turbo Creo SL」や、フルサスE-MTB「Turbo Levo SL」に搭載されている軽量ドライブユニット「Specialized SL1.1」(最大トルク35Nm)と、E5アルミニウムフレームと組み合わせることで、平均的なE-Bikeより40%も軽量な重量14.9キロを実現。また、完全内蔵式バッテリーを装着することで日常生活に溶け込む軽さとデザインを実現した。
バイシクルコーヒー成田氏コメント
VADO SLはペダルを漕いだらすごいパワーでアシストされる普通の電動アシスト自転車とは違い、ケイデンス(ペダル回転数)に合わせて適正にアシストされるので、しっかりとギア操作をして乗りこなさないと快適なアシストにならず、バイクを徐々に乗りこなせるようになってくる感じが楽しいです。デリバリー効率が上がって仕事が捗るとともに、走り出し・坂道・逆風など今まで辛い思いをしていたシチュエーションがとても快適になり、サイクリングを楽しむ心の余裕もできました。これから「働く自転車」としてのe-Bike VADO SLについてレビューもしていきます。
関連記事
関連リンク
関連記事