イタリアのE-Bikeブランド「FANTIC」まとめ E-MTBやトラスフレームのE-Bikeも用意

FANTICは1968年にイタリアで誕生したオートバイメーカー。スクランブラーオートバイのFantic Caballeroの登場や、モトクロスやトライアルマシンで有名だ。1995年には工場を閉鎖。2005年に復活するが、14年に再度倒産。しかし、イタリアの投資家グループが救済し再度復活し、2019年にはサインハウスが代理店となり、日本市場に参入した。

FANTICはオートバイだけでなくE-Bikeにも力を入れている。海外では様々E-Bikeを展開しているが、日本市場では、EU仕様で公道走行不可のフルサスペンションE-MTB「XF1 INTEGRA」シリーズと、トラスフレームとファットタイヤを採用した「ISSIMO」をラインナップしている。

XF1 INTEGRAシリーズ

XF1 Integra 160

XF1 INTEGRAシリーズはFANTICブランドのオフロードモーターサイクルを意識したグラフィックに、前輪29インチ、後輪27.5インチの前後異径ホイールを採用したフルサスペンションE-MTB。2018年には、ヨーロッパのEマウンテンバイク誌「E-MOUNTAINBIKE」でデザイン・イノベーションアワード2018を獲得。フレームはアルミフレームモデルとカーボンフレームモデルの2種類を用意。ドライブユニットはBrose S Magで定格出力250W、最大トルク90Nmを発揮する。

FANTICからクローズドコース用E-MTB「XF1 Integra」シリーズが日本上陸

ISSIMO

ISSIMOは、かつてFANTICのラインナップにあったエンジン付き自転車「モペッド」の名前を受け継いだE-Bike。トラスフレームに前後ライト、ファットタイヤを採用することで、他にはない個性的なスタイルが特徴的なE-Bikeだ。ドライブユニット「BAFANG M500」は定格出力250W、最大トルク80Nm。力強いアシストと、4インチファットタイヤ独特の浮遊感や柔らかめの街乗りタイプのフロントサスペンションにより、独特の乗り味を持っている。

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