総合自転車メーカー「ホダカ」 のスポーツバイクブランド「KhodaaBloom (コーダーブルーム)」は6月1日、クロスバイク「RAIL (レイル)」 シリーズ最上級モデル「RAIL LIMITED (レイル リミテッド)」を発売した。
Khodaa Bloom RAILはアルミフレームとリジッドフォークを組み合わせ、舗装路をスポーティに走るスピードクロスバイクのシリーズ。RAIL LIMITEDはRAILシリーズ共通のロードバイク並みに軽量なフレーム重量(1,350グラム)を活かし、軽さに徹底的に磨きをかけたKhodaaBloom最上級クロスバイク。完成車重量は7.8キロと、国内販売中のクロスバイクでは最軽量を誇るモデルとなる。(2020 年3 月現在・当社調べ)
フレームは、重量剛性比の高いアルミ合金パイプの肉厚を3段階に変化させるトリプルバテッド加工を採用。力のかかる部分の肉厚は厚く、力のかからない部分は最薄部0.85ミリまで薄くパイプを加工することで、フレームの強度を保ちながら効果的な軽量化が可能になった。溶接はパイプの接合部分に2重の溶接と手作業による研磨を行う「スムースウェルディング」技術を用いることで、応力集中の原因となる溶接部の急激な肉厚の変化を除去して強度を高め、耐久性アップと同時に美しい外観も手にした。
ジオメトリーは、BB位置を上げることで俊敏性を高め、フロントセンターを他ブランド同等サイズクロスバイクより約20mm長くすることでフラフラとしない高い安定感を持たせている。コーナリング時にペダルが地面に擦りにくく、またつま先が前輪に当たりにくくなるので初心者が楽に安心してサイクリングを楽しむことができるのを売りにしている。また、フレームカラーの「シャイニーブラック」は光の下で近づいて見ると青色ラメが煌めくようになっているのも特徴だ。
部品は、金属よりも軽量なカーボン製パーツをフロントフォーク、ハンドル、シートポスト、ギアクランクに採用。タイヤやブレーキなどの足回りにもContineltalやシマノの高グレード品を採用した。
車体はEAST-Lアルミフレームと、 フルカーボンフロントフォークの組み合わせ。コンポーネントはシマノ Tiagraで、クランクはFSA SL-K MODULAR 48/32T、スプロケットはシマノ SHIMANO CS-HG500 12-28T 10速。ブレーキはSHIMANO BR-T610 Vブレーキ。タイヤはContinental GRANDPRIX5000 700 X 25C BK/BK。価格は14万円(税抜)。2021年モデル継続モデルとなる。
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