ガーミンジャパン(以下、Garmin)は4月8日、サイクルインドアトレーナーメーカー「Tacx」の、日本市場での販売取り扱いを2020年4月から開始すると発表した。
1957年に創業したTacxは、2000年に初のパソコンと接続することができるトレーナーを開発したメーカー。現在ではインドアトレーナーやアクセサリー類のグローバルブランドとして知られており、米国ガーミンは2019年にTacxを買収した。Garminがサイクリングコンピューターやパワーメーターで培ってきた経験に、インドアトレーナーのTacxのシナジーを生かし、注目されるインドアサイクリング市場で、シェア拡大を目指す。
Tacxのサイクルインドアトレーナーは、スマートフォンなどに連携できる「スマートトレーナー」、レバーによる手動で負荷コントロールをする「ベーシックトレーナー」を用意。「スマートトレーナー」は、様々なアプリと連携することができ、Tacxトレーニングアプリだけではなく、ZWIFT、Strava、TrainerRoad、Kinomaなどサードパーティ製アプリを利用することが可能。またTacxトレーニングアプリには、Tacxクラウドに統合されており、いつ、どのデバイスでトレーニングを行っても全てのデータが記録され、同期することができる。
株式会社 日直商会が本製品の専属代理店としての業務を行い、全国の自転車販売店で購入、アフターサービスの提供を行う。また、発表に合わせてバイク一体型スマートトレーナー「Tacx(R) NEO Bike Smart Trainer(T8000)」が登場した。スペックは以下の通り
- 販売価格:¥370,000(本体価格)
- バーチャルシフト
- 電源 :必要
- キャリブレーション:不要
- 最大トルク :85Nm
- 最大ブレーキ力 :250N
- 最大出力 :2,200ワット
- 再現斜度 :25%
- フライホイール :仮想
- フライホイール効果:125kgまで可変(電子制御)
- サイズ :D:1390×W:750 mm×H1170 mm
- 重量 :50kg
- 通信規格 :ANT+、 Bluetooth
- パワー計測精度 :1%未満の誤差
- 付属品 :ファン、タブレット用マウント、サドル、ハンドルバー、USB充電器、ボトルケージ、Tacxタオル、1か月間のTacxプレミアムソフトウェア
※ペダルと、タブレットは付属していません。
公式サイト:ガーミンジャパン